馬と鹿と

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

アニメ

覆面の正体は気になるアイツ☆(ラブコメ、少女漫画風見出し) アニメ【推しの子】10話の感想。

アクアのことが心底気になるゆえに、黒川あかねとのキス&カップル成立が許せなくて、アクアに対して拒絶する態度をとってしまう有馬かな。 そこに事務所の稼ぎ頭・ぴえヨンが現れ、新生B小町に手厚い指導を行う。かなは自然にぴえヨンと会話がはずみだし、…

現在の危機は、あくまで大人世代の因縁。最後は大人が責任取らなきゃ。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」22話の感想。

見た。 前の感想では、素朴に「ただの学生のスレッタより、腕のいいパイロットがいるだろ」と思って書いたけれど、そういえば、過去エラン4号が「処分」される寸前に、ベルメリアさんが「でも、4号には経験があります」といっていたし、ガンダムの操縦経験が…

「普通の人」ベルメリアと、「時の止まった人」プロスペラ。

ペイル社に所属していたガンダム技術者であり、プロスペラの元同僚・ベルメリアは、プロスペラとの対比が良くできているキャラ。 プロスペラは、「ガンドの理想を汚して許さない」とか、一部言ってることは正しかったり、家族愛の強い人であるけれど、目的の…

メモ。属性過多、【推しの子】。

推しの子 9話、見た。 9話に限らず全体の感想なんだけど、最初にアイドルもの+転生もの、と見せかけて、いきなり復讐ものに転じ、かと思えばルビーがアイドルを目指すことによって、やっぱりアイドルものになるし、最新の話では、アクア、かな、あかねの三…

【推しの子】公式動画、メモ。

youtu.be 「いや、誰!?」「お兄ちゃん、陰のオーラ発してる闇系じゃない! 髪変えすぎ!」 youtu.be 公式自らループ動画をUPして、「洗脳されたい方、どうぞ」と強烈に推している…。 youtu.be

「逃げるなぁぁーー!! 責任から逃げるなぁーー!!」(byエランの声優つながりで炭治郎)なペイル社の老婆4人組。

報いを受けるフラグが高速建設されている、ペイル社の老婆4人組。宇宙議会連合側に付いたため、構図としては、ガンダムを密造しパイロットの命を犠牲にしてきた極悪人同士で固まった。 また、ペイル社がベネリット・グループから離反したことで、かえってエ…

オワコン勢力だった宇宙議会連合。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」21話の感想。

これまで把握するのに苦労した複雑な設定が、各々のキャラクターから改めて語られ、だいぶ整理された、と思った回。 前回の引きからそうだったけれど、地球寮の面々が絶望的な状況にもかかわらず前向きで、もうキャラと話の軸がぶれないという安心感がある。…

アニメ【推しの子】8話の感想。

十秒で泣ける(元)天才子役・有馬かな、お前は今、心の底から泣いていい…。 で、そのかなとキャッチボールしているとき、アクたんが「転生/生まれ変わり」について自己分析していた。「僕とアクアの境目がなくなっていく」ねぇ。 それを(うっかり?)声に…

話の粗、一方で満載な見どころ。遅ればせながら「機動戦士ガンダム 水星の魔女」18~19話の感想。

すでに言われてて、ワイも思ったこと。 ・情報が…、情報が多い!(ついでに分かりにくい) ・あーもう、メチャクチャだよ。→やっぱり「コードギアス」を書いた大河内サンの脚本やな。 アニメのストーリーは、脚本家だけで作ってるわけじゃない(らしい)。監…

ついこの前、私自身が炎上に近いことになったのと絡めて。アニメ「スキップとローファー」8話の感想。

8話、見た。 前に感想概要で、みつみのことを「地味な容姿」と説明したけれど、要所要所では、きれいだったり凛々しい顔つきに描き込まれる。作画の緩急がすばらしい。 村重さんは、「最初の頃とだいぶ雰囲気が変わったな…」と思わせるタイミングで、本人か…

悔しいけど、結局面白い。【推しの子】7話の感想。

石見舞菜香さん演じる黒川あかねとライスシャワー pic.twitter.com/k6QDoeL396 — 華音@ (@nm7_kanon) 2023年5月24日 ライスシャワー(ウマ娘)と、黒川あかね(推しの子)の共通点。 ・CVが同じ石見舞菜香さん。 ・本人は良い子なのに、ライスは観客から冷た…

高校生の恋&青春だけでなく、社会人にも通じる人間関係の話としてお勧めする。アニメ「スキップとローファー」。

原作未読勢が、アニメ「スキップとローファー」を7話まで見た感想。 めちゃくちゃ好評な、歌詞の通り「かろやかに かろやかに」踊るOP、やわらかで温かみを感じる作画(特に風景がいい)と、こざかしい理屈抜きで「いい作品じゃん!」と分かるアニメ。 勝手…

違和感が大きかったものの、ミオリネの演技を考察してみる。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」17話「大切なもの」の感想。

終りの方で、スレッタに対し「弾避けになってくれた」だの「水星から来たお上りさん」だの、必要以上にきついことを言っているミオリネに、違和感がぬぐえない。 が、大河内一楼氏の脚本は、過去作でもそうだった。 (※昔のアニメだけど、一応ネタバレ注意)…

設定は痛いけれど、意外に面白い。アニメ「推しの子」を4話まで見た感想。

inunohibi.hatenablog.com 前に長々と批判的な感想を書いたけれど、一応切らずに見続けて、意外に良かった点をあげる。 相変わらず「異世界転生ではなく、現世転生。人生2週目だから楽勝攻略」という設定の痛さはあるものの、主人公格・星野アクアが医療から…

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」16話の感想。

見た。 2クールに入ってから、話が進んでいるように見えて、進んでいない。 グエル周りの話は、何回か飛ばされているようなスピードで進んでいる(オタク用語でいう「キング・クリムゾン発動」)のだけど、主人公で肝心なはずのスレッタが、母親に洗脳された…

「ガンダムの呪い」とは違う、けれど冷徹なストーリーの回。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」15話、「父と子と」の感想。

これまでの、学園ものとマジな殺し合いがごちゃっと混ざった世界観から、「硬派な戦記物」に振り切ったような回だった。 たまたまノレアら少女組が、シャディクのもとへ出向しているからだろうけれど、出てくるパイロットは全員成人~中年男性で、ずいぶん画…

話題作に横槍ごめん。こうすればよかった、という【推しの子】への意見と感想。

今期のアニメ、話題作の一つに「【推しの子】」(カギ括弧を付けるのが正しいタイトルらしい)があるけど、俺はまぁ、まとめサイトであらすじを追いかける程度かなぁ。 ストーリー構成を見た場合、中核的設定だけで「アイドルの妊娠と出産」「転生して推しア…

「ウマ娘 ロード・トゥー・ザ・トップ」1~2話の感想。

www.youtube.com www.youtube.com メインキャラ以外にも、練習コースにいるウマ娘とか、応援するモブの人&ウマ娘がいっぱいいたのが良かった。 いや、実は1話のときは、「すぐに判断せず、次の回を見てからにしよう」と黙っていたんだけど、練習風景が寂し…

弱者や被害者が悪魔になる醜さ、虚無。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」14話、「彼女たちのネガイ」の感想。

遅ればせながら見た。 とにかく話が詰め込まれているため、一瞬のカットやセリフでも見逃さず、流れを理解しなければならない。 1クールの終わりと同様、シャディクの陰謀と暗躍で、色んな人が巻き込まれて、大変な被害が出ている。それでネットでは、「シャ…

省略上等、超絶ハイスピード。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」13話(2クール目はじまりの回)の感想。

遅ればせながら、13話の感想。 12話、つまり1クールの終わりで、スレッタに対してミオリネは、「なんで笑ってんの 人殺し」とドン引きしていた。 ここからどう続くのかと、私ふくめてやきもきした視聴者は多いだろうけど、なんか意外…、ってくらいスレッタは…

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」11話の感想。

バタバタ動きながらちゃんと思っていることを伝えて、ミオリネとスレッタの心が通じ合い、かつてなく距離が近くなった…、ところに戦闘狂のヤンデレ(?)女が横やり、もとい武力介入! これも百合なのか? ボブは…、じゃなくてボクは訝しんだ。

策士、策に溺れる…。「機動戦士ガンダム 水星の魔女」8~9話の感想。

見た。先週はなんか忙しくて、見るのが後回しになったし、感想を考えることもなく次やることに移ったけど、今週は書くよ。 前回と今回、急速にミオリネとシャディクの濃い関係をぶち込んできた。 今までシャディクというのは、いかにも、なんか企んでそうな…

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」7話の感想。

「いやぁ、スレッタのため、ドレス姿で靴脱いで走り出して、ゼイゼイ息切らしてヒザに手を付くミオミオは、ジーニアスでしたねぇ!」 「ジーニアスってなんだよ」(哲学) うーむ、絵的にはメインキャラのドレスコーデが見れて、いわゆる眼福な回だったろう…

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」6話の感想。※加筆あり。

1話の頃と比べると、スレッタもだいぶ滑らかに他人とコミュニケーションしてるなぁ、とホンワカした。が、そんな感情を吹っ飛ばして余りあるほど、えぐい内容の回だった。 これまでどんな時もクールだった美形キャラが、隠していた闇が出て主人公(ヒロイン…

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」5話の感想。

今週は、エランくん株暴落の回ですかね? いや、ここを「底値」に、日銀も真っ青のエラン株買いオペが発動するかもしれない…。先が読めないっす。 そんで、なまじ優秀な分、強キャラ(というか強機体)の引き立て役として何度も負ける グエル…。令和のジェリ…

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」1~4話の感想。また、チュチュとカミーユの違いについて。※追記あり。

「俺と結婚してくれ」と言った(言ってしまった)くせに、慌てて傲慢キャラを取り繕って、「か、勘違いするなよ!」とテンプレなセリフで取り消そうとするグエルくん。 さてはテメー、ツンデレ初心者だな? 一方のミオリネは、ツンデレ上級者。 常に言葉の上で…

アニメ感想、「異世界おじさん」第3話。

anime.nicovideo.jp テレビとかでさぁ、アイドルが昔のVTR流されて、よく「やだー、やめてー」「恥ずかしいー」というんだけど、確かに今と比べるとぎこちない雰囲気をまといつつも、平凡な庶民様からすると「昔もかわいい/カッコイイじゃん…」と微妙な気持…

刀が表す「陽」の力、鎌が表す「陰」の力。アニメ「鬼滅の刃」遊郭編第11話。

遊郭編の最終回見たで。 原作漫画は、2年前にレンタルで読んだっきりなので、忘れていることが多い。 ネタバレというほどじゃないんで、注意無しで書くけど、召集されたアカザら上弦に対し、無惨は「そもそも毒鎌を当てた後、逃げていれば…。いや、もういい……

アニメ感想、「鬼滅の刃 遊郭編」第7話。原作で吾峠先生は天才だと確信した瞬間(判断が遅い)。

いよいよ堕姫の兄、通称「鬼いちゃん」がアニメで登場しました。 原作漫画をここまで読んでなかった家族が、「(天元が)到着するのが遅い」としきりに突っ込んでましたね。 漫画で読んだ時は気にならなかったけど、確かにアニメで見ると、「元忍者で走るの…

アニメ再放送を記念して、「プラネテス」の雑感。

アニメ『プラネテス』本日1月9日19時から、NHK Eテレにて放送開始!さらに、原作漫画が『マガジンポケット』(マガポケ)で無料配信スタート!名作アニメ&マンガをこの機会に#プラネテスhttps://t.co/XRnPwLojtJ pic.twitter.com/joEVgoQ7Ot — ファミ通.com…