馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」16話の感想。

 見た。
 2クールに入ってから、話が進んでいるように見えて、進んでいない。

 

 グエル周りの話は、何回か飛ばされているようなスピードで進んでいる(オタク用語でいう「キング・クリムゾン発動」)のだけど、主人公で肝心なはずのスレッタが、母親に洗脳されたまま、自分の意志がなくて、成長していない。
 もろもろのなんとか計画も、全然進んでいない。面白いんだけど、好みが分かれるな、これは。

 弟Aは、1クールの時点で「見なくなった」と脱落していた。うーん、最近のガンダムは、見る人を選ぶものばかりだね。(いや、昔からそうか…)

 

 ※オタクの間で言われる「キング・クリムゾン」とは、洋楽のことではなく、その名前を使ったスタンド能力の方。元ネタは「ジョジョの奇妙な冒険」第5部。

 スタンド能力から転じて、話が一気に「2年後」とか時間の飛ぶ展開を「キンクリ発動」という。