犬沼トラノオ日記

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

宝塚記念とは

jra.jp

 "年末の総決算ともいえる「有馬記念」と同様に、上半期の締めくくりのレースとして、出走馬をファン投票で選出するレースを設け、関西地区の競馬を華やかに盛り上げようという趣旨から、1960年に創設されたのが「宝塚記念」である。
 (…)レース名の「宝塚」とは、兵庫県南東部に位置する宝塚市のことを指す。宝塚市は、本競走が行われる阪神競馬場の所在地であり、「宝塚歌劇団」をはじめとした文化施設が数多く存在している。"
 
 「宝塚記念牝馬限定だと思ってた」という某漫画家がいたんだけど、まぁ宝塚歌劇団宝塚記念も、由来は同じ。

 また、あの「漫画の神様」手塚治虫は、5歳の時から宝塚市に住んでおり、宝塚歌劇団とも縁が深いよ。

「人間のやることこそが地獄…」 メモ、「少年のアビス」5巻のPV。

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 たとえ暗くとも少年少女の青春話を期待していた人からみたら、途中から出張ってきた女教師と母親が美少年の取り合いとか、何これ地獄かよ。(アビスって地獄のことだったわ)

 

 大人気連載「呪術廻戦」も、最近は呪霊を差し置いて腐敗した呪術界と醜い人間の話になっているし、「人間のやることは、地獄の悪鬼悪霊より恐ろしい…」という芥川龍之介黒澤明以来のオチでシメる。

メモ、ウマ娘のキャラかぶり。

umamusume.jp

 「トーセンジョーダンのギャルキャラ、後発のダイタクヘリオス(とパーマー)に食われてね?」と思ってたけど、よく考えたらプ〇キュアでも、歴代が一斉登場すると被ってるやつ結構いるので、40年分の競走馬を圧縮してキャラ付けしてるウマ娘で被るのは仕方ないねんな…。
 けど、ヤエノムテキバンブーメモリーは、現役時代がほぼ同じ。かろうじて適性が違うんで、アプリやシングレではこれから差別化が…?

ヒシアマゾンと1996年のレースプログラム改定を語る。

 

 江面弘也「名馬を読む3」は、「六つも七つもG1を勝つ牝馬が何頭も登場してくると、ヒシアマゾンの存在が薄くなってきたようで(…)」(79ページ)となげいている。
 アマゾンは、クリスタルカップでの追い込みが有名だけれど、展開次第では前に行くことができた柔軟性も魅力だった。
 邪気眼のように制御できず暴れだしそうなローガイ・むーぶを抑えるために、あとは時代背景だけ解説する。

1996年とは

 ヒシアマゾンが5歳になった1996年、中央競馬のレースプログラムが大きく改定されている。

 アマゾンにかかわる点でいえば、ダービートライアルのG2・NHK杯が、NHKマイルCとして1600メートルのG1になり、秋華賞が新設され、エリザベス女王杯が2400メートルから2200メートルに、3歳(牝)限定から古馬(4歳以上)も出れるようになった。
 これは当時、「ややこしい」という批判もあり、「エリザベス女王杯をそのままにして、3歳以上牝馬のG1を作ればいい」といわれたりした。
 ただ、レースの名前でいえば、「秋華賞」は「桜花賞」に対応しているし、「エリザベス女王杯」というのは「牝馬ナンバーワン決定戦」っぽい。
 どっちがいいかは好みだろうけど、JRAのいかんところは「お役所仕事」というかな~、ファンの意見を汲まず勝手にレースをいじくるところにあった。

 
 それはそれとして、5歳時のアマゾンは、蹄を痛めてかつての走りは出来なくなっていた。エリザベス女王杯は、2着で入線して7位降着に終わっている。

 

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日本競馬のレベルアップか、欧米競馬が沈んでいるのか。

 硬派な話になると、なんで00年代以降「強い外国馬」「強い外国産馬」が鳴りを潜めたんだろうか。
 創設間もない頃のジャパンカップは、アメリカのB級馬に日本勢が全くかなわず、日本人の欧米コンプレックスを大いに刺激していた。
 今では関係が逆転し、日本勢ばかり勝っている。(外国馬の優勝は、2005年のアルカセット以降なし)

ja.wikipedia.org

 諸説あるけど、だいたい「サンデーサイレンストニービンといった欧米の一流馬を輸入したのが成功した」「日本の競馬界がレベルアップした」といわれている。また、「欧米の競馬は興行として落ち目」「金がなくて質が落ちた」という指摘も。
 (島田明宏氏の記事経由で知ったが、特に深刻なのはイタリアで、2019年にはついにイタリア国内からG1が消滅した。かつてネアルコやリボーといった競馬史に残る名馬を輩出し、日本でもトニービンミルコ・デムーロ騎手で知られていた国が、本格的にやばい)

www.tokyo-sports.co.jp

 一方で、イギリスオークスアイルランドオークスを制したスノーフェアリーアイルランド生まれ。厩舎はイギリス)が、日本に遠征して2010年エリザベス女王杯を優勝し(外国馬の初優勝)、さらに翌11年も勝利。

 内側の荒れた馬場を気にしないすさまじい追い込みは、日本の競馬ファンに強烈な印象を残し、これをエ女王杯のベストレースに挙げる人もいる。

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 全く落ちぶれたわけではないんだな。

 

 参考記事と文献

number.bunshun.jp

 

 

 

 

アイルランド産馬といっても、ダニー・ボーイとエンヤくらいしか知らないよ~!

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 エイシンフラッシュの勝負服は、ドイツの民族衣装ディアンドルが元。これは民族衣装大好き兄貴で気付いてた人も多いっしょ。

 

 ところで、メイショウドトウは、アイルランド生まれの外国産馬(日本では珍しい)なのに、ウマ娘アイルランド要素はなし。アイルランドという国は日本と接点が薄いので、盛り込みづらいかも…。
 拙者も特にアイルランドに詳しくない日本男児として、「エンヤの歌と曲は日本でもファンいるけど、民族的ルーツであるケルトの音楽を取り入れたらしい」とか、「ダニー・ボーイ」と、まぁそれくらい。
 そもそも史実のドトウ自体が、現役当時ファンに「外国産馬」と強く意識されることはなかった。
 もっぱらテイエムオペラオーという「世紀末覇王伝説」のバイ・プレーヤーとして語られている。(「オペラオー被害者の会」とか)
 今気づいたが、ヒシアマゾンタイキシャトル、エル、グラスといった面々は、90年代、外国産馬が強くて日本の馬産者にとって「脅威」な時代の馬だった。
 一方、ドトウやアグネスデジタルは、00年代、外国産馬が特別ではなくなった時代の馬といえる。
 そこらへんが国際色の薄さになったか。

 

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