馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

アニメ再放送を記念して、「プラネテス」の雑感。

 おぉ、アニメ「プラネテス」か…。
 ぶっちゃけ見始めたときは、オリジナル脚本の回が微妙な出来だと思ったが、原作エピソードの再構成が非常に優れていて、原作とは別テイストの名作になった。後半から終盤にかけては、アニオリ脚本の質も高い。
 すでにアニメ評論家の藤津亮太氏が指摘していたと思うが、原作はやや統一感がない。主人公の「ハチマキ」は、途中で髪が白から黒になっている。(後から出てきた家族も黒髪の日本人。最初の無国籍風な外見が修正された模様)
 おそらく、最初は単発の読み切りとして書かれたのが、好評を受けて連載化した。

 
 作者の画力上達はすさまじく、プラネテス第1話と次の連載「ヴィンランド・サガ」になると、もう全然違う。

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