馬と鹿と

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

覆面の正体は気になるアイツ☆(ラブコメ、少女漫画風見出し) アニメ【推しの子】10話の感想。

 アクアのことが心底気になるゆえに、黒川あかねとのキス&カップル成立が許せなくて、アクアに対して拒絶する態度をとってしまう有馬かな。
 そこに事務所の稼ぎ頭・ぴえヨンが現れ、新生B小町に手厚い指導を行う。かなは自然にぴえヨンと会話がはずみだし、「もうアクアなんてポイして、こっち好きになろっかなー」と思うのだったが…。

 

 覆面キャラが中身入れ替わりで、しかもそれが(かなにとって)一番気になっていたアイツだった…、ってベタな展開なんだけど、いやー、いち視聴者としては、「これだよこれ、こういうアクかなを見たかったんだよ」ってところ。
 本当はかなのことを心配していて、優しく気遣うアクア。アクアは、客観的に言えば女たらしになっているんだけど、〇されて同情の余地なしな伊藤誠(スケコマシ三太夫界の大物)じゃないぜ!

 また、それまで「推しの子」というより「アホの子」扱いだったルビーも、かな先輩の「嘘」を見破ったり、迷いを吹っ切ってみせたり、何やら大器の気配をまとってきた。

 

 とはいえ、今話で一番驚いたのは、スタッフロールで流れた「ぴえヨン 村田太志」と別の「ぴえヨン(アクア) 大塚剛央」というCV。
 アクアの人が、ぴえヨンまんまの声出してたの!? プ、プロの声優ってすげぇ…(五等星並みの感想)。

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