馬と鹿と

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

余談から本題に戻ると…。聖戦の系譜で、自軍・仲間が直接道具交換できない意味。

inunohibi.hatenablog.com

 余談だけれど、フュリー×クロードのカップリングは、セティがほぼ問題なく強い一方、クロードの成長率を引き継いだフィーが、力不足(攻撃力不足)で苦しむことになる。
 フィーには、セリス軍の中で貴重な飛行ユニットとして、「町が破壊される前にマウンテンシーフを倒す」という役目がある。
 攻撃力が低いと倒すのに時間がかかって、最悪町が更地になる。
 対策としては、アイラからラクチェに継承された「勇者の剣」をフィーに売り渡して、4回攻撃まで手数を増やす。隠しイベントでアーダンが手に入れる「ついげきリング」を、フュリーに買わせ、フィーに継承させて、やはり4回攻撃まで引き上げる、といった方法がある。


 ※ラクチェは勇者の剣が無くても十分強く(アイラの流星剣を継承。ホリンの月光剣も継いでいれば、勇者の剣はむしろ戦力の偏り)、ついげきリングはアーダン愛の強い人でもなければ、持たせ続ける必要はない。
 ついげきリングは買値で4万もするけれど、フュリーは町をマウンテンシーフから守る役目が多いから、ついでにフュリーで街を解放させ続ければ、4万貯めるのは難しくない。

 

 余談から本題に戻る感じ。

 ついげきリング、エリートリング(獲得経験値が2倍に)…、聖戦では、仲間内で直接道具交換ができないシステムを前提に、ほかのシリーズ作では見られないような補強アイテムが存在する。
 リメイクで「直しづらい」というのは、こういうところ。安易に他シリーズと同じ道具交換を可能にすれば、一気にヌルゲー化するかもしんない。


 裏を返せば、「中古屋で売買とは面倒臭いなぁ」と投げ出さず、アイテムの効率的なロンダリングを覚えていけば、中途半端なユニットも強くなり、自軍の総合戦力がぐっと上がる。
 聖戦では「一度に大勢の敵が襲いかかってくる」という場面が非常に多く、そこで1~2人のユニットが強いだけでは、限界がある。(まぁ後半は、レベル上げた神器使いが無双するんやけど)
 最初に敵軍とぶつかるターンで、どれだけ敵の頭数を減らせるかが勝負で、そこではラクチェのような順調に1ターン1キルできる(踊り・再行動で2キルか)ユニットよりも、他の微妙なユニットを、どう底上げするかがカギとなる。