馬と鹿と

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

言われてみれば、わかり味深い。パーティー内で、一番マルシルを馬鹿にしていたのは…。

 ※ややネタバレ注意

 

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 公式本「ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル」を読んだ人によると、顔の濃い"北米版マルシル"がセンシの脳内マルシルで、魔導書アホっぽかったのがチルチャックの脳内マルシル、らしい。

 読んでない視聴者としては難しかったけれど、答え合わせからさかのぼると、分かり味が深い。

 センシはマルシルをバカにしている、見下しているのではなく、「人は蘇るものではない」というセリフから分かるように、魔法を「理解」したがらず、拒絶している。

 で、シンプルにマルシルをよく見てないのか、「低解像度マルシル」になる。

 

 一方、作中で「足手まとい」だの「バカだなー」だの、「どんくさ」「学校始まって以来の才女は嘘だろ」エトセトラ、マルシルを見下した発言(&独白)が一番多いのは、チルチャック。

 ハーフフットの組合責任者を兼ねるベテランのプライドが、そう思わせるのか。(偽物との争いで、「誇り」「信念」まで言ってたし)

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