フォルミさんのマシュマロ募集を見てなくて、タイミングを逃していたけど、switch Onlineで聖魔始めた人も、だいたいクリアーまで行っているので、ここで語る。
通常の戦闘会話でも、ヨシュアとの専用戦闘会話でも、ケセルダはいちいち「俺を恨むなよ?」と開き直っている。
やってることは、他の悪役と変わらない外道なんだが、ヴァルターやアーヴと違って、言い訳を挟まずにはいられない所に、絶妙な卑しさがある。
そして、ヨシュアとの戦闘会話では、「恨むなよ?」を逆手に取られ、激昂。
いかにも粗暴な傭兵らしい、レスバの弱さ、煽り耐性のなさ。
マギ・ヴァル大陸に魔物があふれ、人類の危機だってとき(アーヴは倒される際、破滅はもう止められないと言っている)に、「一国の王」という相対的にけちな野望に執着し続けている。
なにより、エイリーク編のヨシュアvsケセルダが、同作屈指の名場面なので、この2人がいてよかった~、と思うね。
ゲーム上のボスとして
性能的には、聖魔のボスが全体的に強くないので、(15章開始時のゼトのあおりと違って)ケセルダも大したことはない。
必殺を消す「ホプロンの守護」を持っているものの、武器は斧だけ。
勇者という剣斧クラスの強みを活かせてない。
耐久力のある剣ユニットで囲んで叩けば、すぐに終わる。
とはいえ、同章もう1体のボス・ヴァルターが、砂漠に飛行ユニットであることを生かさず、初期配置から棒立ちのがっかりボスであるため、ケセルダはまだボスやっている。
海外版の変更点
さとぼうさんがプレイしていた海外版聖魔だと、ケセルダとヴァルターの初期位置に砦がもうけられた(すでに開始時の「概要」にも記載)。
ケセルダは、砦に待機型のボスに。
しかし、ケセルダはともかく、ヴァルターは飛行ユニットだから、砦の地形効果は無いぞ。(せいぜい毎ターン回復)
封印のフレアーやナーシェンと同じ轍を踏んでいる。
(「暗黒竜と光の剣」のミシェイルは、城門の守りを名無しの部下に任せて突撃してくるため、同作屈指の強ボスになっている、というのに…)
がっかりボスという宿命なんか?