「幼なじみ」「寮で同室」という、ほんわかなれ合いになりそうな関係の中、「キタちゃん」ではなく「キタサンブラック」と呼んで、真剣勝負する意志を見せたサトノダイヤモンド、良かった。
また、その先に「世界(海外遠征)」という、大きな目標があるのもいい。
もう、ダイヤちゃんの方が主人公してるんだけど、2期からダイヤをキタサンとセットで推していた意味が、ちゃんとあった。
というわけで、悪くなかったけど…、うーん、オールハイユー(ゴールドアクター)の掘り下げ欲しかったね。
昨年の有馬記念優勝馬で、7話は、直線キタサンブラック、サトノダイヤモンドと競り合って3着。
オールハイユーだけ、モブ馬娘のせいか、オーラが出ていなかった。不自然なくらい、モブ扱いなんよね。
史実のレース結果。↓
有馬記念|2016年12月25日 | 競馬データベース - netkeiba.com
どう締めくくる?
ただ、話の落としどころはなんだろう。
今から言うのは気が早いけど、史実でキタサンは、翌年宝塚の凡走で凱旋門賞挑戦を撤回することになり、ダイヤは凱旋門で惨敗した。史実は、海外遠征が尻すぼみに終わってるんだよねぇ。
キタサンブラック、現役最後の年(5歳)は、G1を4つ勝った。ラストランで有馬記念を勝って、有終の美を飾ったけど、その走りがダイヤちゃんや、故障引退したドゥラメンテを励ます…、というのは2期ラストの焼き直しだし、「テイオー奇跡の復活」より盛り上がらない。
こーなったらあれか、アニメ1期の最後のように、完全オリジナルで全員(全ウマ娘)がそろったレースを走らせるとか。