馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

サイコな奴か、意外といい奴なのか…。アニメ「アンデッドアンラック」5~6話の感想。

 シェン、5話でアンディが、高難度クエストに連れていく一人として指名したら、「僕!? ちょ、聞いてな…」と大慌てしていた。

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 (画像の引用元)【アンデッドアンラック】第5話 感想 さよならモザイク : あにこ便

 

 が、後半パートでは、置いて行かれるのを嫌がって、6話冒頭になると、わざわざトラックの屋根に足を突き刺して付いてくる、という人間離れした技を見せる。
 「今のぬるい彼(アンディ)ではなく…」と不気味な期待と笑みを見せたり、最初の反応と違ってノリノリじゃんか、キミ。

 ユニオンの仲間の居場所を教え、「殺したら2人を推薦する」とサイコな提案をしたり、ジーナに「あのバトルマニア」と呼ばれたりしたけど、ムイによると、過去に命を助けてくれたらしい。

 また、(いつものことだけど)向こう見ずにゾンビとUMAに挑むアンディに対し、真面目にUMAの特徴を説明したりと、つかめないキャラクターをしている。
 それらが腑に落ちないというわけでもなく、なんかそういうキャラとして馴染むうまさがある。

「ファイトです」→ファイトした。

 本当に言ったかどうか知らない(脳内妄想?)けど、ムイの「ファイトです、シェン様」という、意味のない励ましにクスリときた。
 シェンの制止を聞かず、勝手に行動するアンディと風子で困ってんのに、何をどうファイトしろと。

 …と思っていたら、風子に続いてシェンも、ゾンビ化のカウントが始まるリスクを背負って、風子について行った。

 あぁ、本当にファイトしてるよ、シェン…。

ほかの人の考察と、おれっちの印象。

 ちなみに、シェンがジーナの居場所を教え、「殺してよ」と言ったことに対しては、ジーナ戦の後にアンディが語ったように、「死にたがっていた」ジーナの心情を把握し、あえて提案した、という考察もある。

 

 それもありえるとはいえ、実際にシェンが「殺してよ」と言った時、躊躇のないさわやかな笑顔だったので、自分は「サイコパスなやつ」という初印象が強いまま。

 が、話が進んでいくと、それも変わっていくのかな。アニメはまだ序盤だからねぇ。

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 (画像の引用元)【アンデッドアンラック】第2話 感想 不運持ちは迷探偵 : あにこ便