馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

烈火のラガルト。魅力的なキャラクター性と、微妙な扱いの悪さ。

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 ヘクトル編20章(エリウッド編では19章)「竜の門」で仲間になるラガルト。

 仲間になるときの人を食ったセリフ回しで、もう魅力的だけれど、支援会話が特にいい。
 ただ、烈火~聖魔では、支援会話が面白いのに、1ユニット5回まで、というシステムが良くない。コンプリートが大変なのは玉に傷。

 

 「覚醒」以降は、基本的に支援会話が無制限になり(カップリング成立となる支援Sのみ、1回だけ)、最新作エンゲージでは、プール、馬小屋、果樹園、一緒に食事と、簡単に支援ポイントを上げるシステムも、さらに充実。

 その分効果は弱まったので、戦略上の恩恵よりも、会話内容を楽しむ方へ切り替わった。

余談

 聖魔は、敵が弱いランダムバトルもあること、仲間ユニットが少なくなったこと等で、烈火よりマシになっている。

ラガルトのユニット性能

 すでに地底の民さんや、アニヲタwikiが解説している通り、初期能力値が高く、そこそこの成長率で優秀。

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ラガルト (らがると)とは【ピクシブ百科事典】

 マシューの場合、速さ、次いでHPの成長率は高いものの、他が低い偏りで、後半は盗み、宝箱回収、索敵といった、盗賊の本分に徹するしかない。

 その点ラガルトは、成長率の合計こそマシューと大差ないものの、初期値の高さで「戦闘もこなせる盗賊」として役に立つ。

 

 ただし、それ以外での扱いは不遇。
 盗賊と海賊は、「地の刻印」でクラスチェンジできないという差別を受けているので、それぞれ専用アイテム頼みになる。

 盗賊のCCアイテム「闇の誓約書」が手に入るのは、一番早くて「決別の夜」(エリウッド編26章外伝、ヘクトル編28章外伝)。ところが、ここでジャファルがスタート時から加入するので、「アサシンはジャファルがいるから、ラガルトはいいや」となりがち。

 アサシンだと「盗む」がなくなるデメリットも相まって、ラガルトをアサシンにするのは、ユニット愛や趣味の領域に。