馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

超エリートの一族。~アグネスの粒子と、河内洋氏~

 「ウマ娘」劇場版の発表効果で、アグネスタキオンが再浮上してるので、ちょっと河内洋氏とアグネス一族との関係おさらい。

随伴者

 河内氏は、タキオンの全兄・アグネスフライト(ダービー馬)、母・アグネスフローラ桜花賞馬)、祖母・アグネスレディーオークス馬)から続いて乗っている。

 この一族は、「アグネス」の馬主・渡辺孝男氏はもちろん、管理調教師は親子にまたがり、担当厩務員は同じ大川鉄雄氏であり、人的な連続性もたいへん強い。

 その後、ダイナカール牝系という、さらなるエリート一族が現れたため、若干かすんだ気もするが、タキオンもエリート牝系から生まれた超エリート馬だった。

 

 79年、アグネスレディーオークス優勝は、河内氏の八大競争初優勝でもあった。
 そして騎手時代、中央G1で最後のタイトルになったのが、タキオンの2001年皐月賞である。

 (※地方の交流G1までふくめれば、翌02年ユートピア全日本2歳優駿を優勝している)

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