メジロの馬は、タイヨウやムサシほど昔になると、名前しか知らない。
80年代以降は一通り知っているけど、その中ではメジロアルダンが、もっともダービー優勝に近かった。
ウィキペディアによると、他にメジロオー、メジロモンスニー、メジロライアンが2着になっている。2着までは4回あったらしい。
2着がメジロモンスニー。
2着がメジロライアン。
「ダービーより天皇賞」という生産方針で有名なメジロ牧場は、結局ダービーを取ることなく解散した。
ただし、オルフェーヴルなどダービー優勝馬の血統に、「メジロ」の名が刻まれている。
追記
メジロアルダンのような馬によく送られる言葉が、「生まれた時代が悪かった…」。
名馬が多数現れて切磋琢磨することは、レースを面白くさせる。けれど、「強豪ひしめく無理ゲーをやらされた」と馬に同情するファンは多い。
特に今から昔の競馬界をながめた場合、G1の数が少ないので、つまりチャンスが少ない。アルダンの適性から言うと、勝てそうな新G1は大阪杯ぐらいになってしまうけど、牝馬、短距離馬、ダート馬は80年代に比べてグッとチャンスが増えた。
"脇役と呼ぶには惜しい最強世代の一頭
(…)綺羅星のごとく駆けたこれら強豪と肩を並べて活躍したものの、遂にGIタイトルとは縁のないまま競走馬生活を終えたのが、メジロアルダンだ。"