勝ったのは、ソングラインと戸崎圭太騎手。先週の内田博幸騎手に続き、地方出身騎手の中央G1優勝だった。
ソダシは、大外枠から先行する強気のレースぶりで、2着に敗れたもののアタマ差まで粘った。
2歳から活躍している馬なので、近走の成績を見ると「衰えが来たのかな」という不安もあったけれど、健在を示す。
3着にスターズオンアース。悪くはないけれど、大阪杯の時の鋭い差し脚(2着)に比べれば、はっきり物足りなかった。
距離不足ですかねぇ。しかし、「良馬場」という計測だったものの、雨が降っていたし、馬場が原因だった気も…。
ふーむ、レーン騎手、斜めに切れ込んでいたか。
レーン氏の騎乗が「危険」ということは否定しないけど、とはいえ、外国だとあれくらいの斜行、普通らしいからなぁ。
比較的JRAが厳しいというか…、だから地方、または外国出身の騎手は、乗り方の荒い人が多い(特に物議をかもすのは、ミルコ・デムーロ騎手、岩田康誠騎手か)。
誤解を招きたくないので言い添えておくと、地方・外国出身騎手の誰もかれもが荒い騎乗していることはない。
特に、2013年大井(馬ではハイセイコーやイナリワンを輩出したことで中央ファンにも有名)からJRAに転籍した戸崎圭太騎手は、16年に年間の制裁点ゼロのほか、厳しい条件をクリアーして特別模範騎手賞を受賞した。
外国人騎手の斜行も、激しければさすがに許されないよ。2010年のジャパンカップで、ブエナビスタで1位入線しながら、走行妨害で2着に落とされたスミヨン騎手とか。
余談・雑感
しかし…、近年欧米やオーストラリアでは、動物愛護の気運が高まって、ムチの回数制限がどんどん進んでいる。
それに比べると、斜行や接触については相変わらず甘いようで、海外の動物愛護団体、目が節穴っぽいんだよな。(ムチを連打して馬がケガすることはないが、接触や斜行でケガにつながることはある)