馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

金鯱賞の結果と感想。


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 覚醒からの連勝と、逃げ切り&レコードタイムで、「サイレンススズカの再来か!?」と言われるジャックドール。

 ※まぁ、サイレンススズカが勝った年の金鯱賞(1998年)は5月末で、宝塚記念の前哨戦だったんですが。(さらにその前だと、地味な夏のG3だった)

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 これくらいの変更はしょうがねぇべが、高松宮杯(記念)が2000から1200になったのは、歴代優勝馬を並べて語れなくなった点で予想家や記者が困ったろうなぁ。

感想

 勝ったジャックドールは、父・モーリス、母・ラヴァリーノ、母の父・Unbridled's Song という血統。

 モーリス産駒、絶好調だよな。ピクシーナイトが早い時期から活躍し、オーストラリアでヒトツが大活躍し、ジャックドールという成長曲線の似た馬まで現れた。

 
 ただ、ジャックドールは勝ち鞍がオープンまでだったので、軽斤量の恵みを感じる。2着のレイパパレは、牝馬でもG1馬なので、ジャックドールと同じ56キロだった。

 定量戦のG1で、どこまであの逃げが通用するか…。G1で逃げ勝った時、真に「サイレンススズカの再来」となるだろう。