”体質が弱く、初勝利は4歳、オープンクラス入りは5歳の秋。
遅咲きの見本のような馬だった。
そんな馬が6歳の暮れ、32戦目にして辿り着いた有馬記念の晴れ舞台。”
2着はダイワスカーレット、3着はダイワメジャー。00年代の最強兄妹を見事完封。
見出しにある通り、ゴールした時実況は「蛯名正義のマジック」騎乗といったけれど、蛯名騎手までレース後インタビューで「まさか」と話す。
もちろん、馬に適正と実力があれば、その通りに勝てる蛯名騎手の技術は無視できない。
ただ、マツリダゴッホというのが、中山だと激走する中山マジックの馬だった。不思議ですなぁ。