馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

いくら強くとも、「ほう・れん・そう」ができてないパント様。セシリアさんを再評価すっべ!

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 パント様…、どうしてもセシリアさんとの比較で、ユニットとしての強さが目立つけれど、反面、超マイペースで魔道オタクな性格。

 パント&ルイーズ夫妻は、ゼフィール王子成人の儀式にエトルリア公使として参列し、それで用事は済んだはずだった。
 が、大賢者アトスを通じて、「世界の危機~」的状況をパントも知ったため、エリウッド編24章、ヘクトル編では26章から、エリウッドヘクトル一行の仲間になる。

 エリウッドくんが「本国に戻って相談しなくていいんですか?」って当然のことを尋ねると、「いつものことだから、皆気にしないだろう」とパント様。

 

 フリーダムに生きててかっこいいけど、当時「烈火」に夢中になっていた青少年も、今はいい大人。
 パント様が勤め先の幹部や役員だったとしたら、こういう「ほう・れん・そう」のない大人を、どう思いますか?

 エピローグによると、魔道軍将の地位をあっさり捨てて、魔道研究に没頭して過ごしたらしい。パント様らしいね。

20年後の魔道軍将・セシリア

 この時代のエトルリアは平穏だったから、20年後「封印」と比べにくいんだけど、セシリアさんはロイの師であり、ロイが西方三島に出張中は、リキアに駐留してベルンを見張ったり、エトルリアで勃発したクーデターに対して、反クーデター派を糾合したり、支援会話ではリリーナにアドバイスしてあげたり…。

 ユニットとしては弱くても、立派に「軍将」らしいことしてますよ。

パント様の息子

 あと、セシリアさんばっか言われるけど、パント&ルイーズ夫妻の子ども、クレイン君も結構不遇だよね。
 お助け上級職(スナイパー)として、そこそこな性能でありつつ、その後イグレーヌやパーシバル(パー様)が加入するため、スタメンに残れないライン。

 性格はパント様と違って、真面目で責任感が強く、正しく名門貴族してんだけど…。

 

 ※妹のクラリーネは、性格がちょっとアレだけど、序盤加入、トルバドールというクラス自体の利便性、成長率、杖を振るだけでレベルアップできるリスクの低さ等、様々な面からスタメンに残りやすい。

 ついでに、ルトガーと支援を組んだ場合、雷属性なので、ただでさえ高いルトガーの必殺率を押し上げる。