馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

全クリした。CVツダケンで仕掛けられたギャップ萌え。ファイアーエムブレム エンゲージの感想。

 あぁ、そうそう、「ファイアーエムブレム エンゲージ」クリアしたよー。
 クリアしたときには「特に書き連ねるほど感想がないな…」と思っていたけれど、ここにきてポツポツ頭に浮かんできたこともありーので、それを書く。

 ※核心的なネタバレは避けたけれど、必要範囲内でネタバレあり。

 

 ・話の最後の最後で出てくる「礎の紋章士」。いったい誰なんだー!? 気になる。大した事なさそうだけど、でも気になる。
 クリア後の隠しマップとかで、明らかになるのだろうか。それとも、知りたければ、追加コンテンツのエキスパンション・パスを買えってこと?

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 あれねー、内訳をみるに、新規追加の紋章士と、おそらくその紋章士を手に入れるマップ、そして全6章らしい「邪竜の章」がメインのようだ。それで3千円は高いかなー…。

 

 ・前半までは痛いと思っていた、一部のキャラ付け、一部の支援会話
 …ところが、ストーリー後半~終盤になると仲間になる、重要キャラのM殿とかVちゃんが、めちゃ罪の意識が強くて自尊心の低いキャラなんだ。

 専用クラス、便利な専用武器を持っていたり、性能は良くてスタメン入りさせたものの、セリフがいちいちつらい。
 支援会話で他の性格いい奴らが言うように、本人が悪いわけじゃなくて、育った環境とか洗脳とか、チート魔術アイテムのせいなんだけど…。

 

 そんな中、だいたいアホな会話を繰り広げるフィレネ勢、ソルム勢は癒し。

 こいつらと絡むと、重たい系だったアイビー王女も、お化け嫌いで怖がりのほのぼのキャラに。(しかし、油断していると、アルフレッドとセリーヌの支援A会話のように、キャラの印象を一変させる内容も挿し込まれてくる)

 

 後半仲間になる癖のあるキャラたちでも、特に変人なのがゴルドマリー。
 一応、すさんだ家庭環境が背景にあったパネトネとか、素の荒っぽさと過剰でおかしい敬語が笑ってられないキャラもいる中、喋ることが「私の美しさ」「私の可愛さ」一辺倒で、極度の自信家、又はナルシズムも入っている。
 「斉木楠男のサイ難」にこんなキャラがいたような…、つまりギャグマンガ時空の住人ということか?

 いつもこうだと困るけど、MやVも少しはゴルドマリーのポジティブ・シンキングを参考にしとこう。

 

 ・たとえば、ブシュロンは斧使いだけあって、長身に逆三角形の立派な体型をしていて、ステータス上の体格もいい。ルイもアーマー系らしい大柄な体。
 一方で、なぜか小さな体でアクスファイターをやっているアンナは、やっぱり体格値の低さで、攻速が落ちしてしまう。

 ユニットの身体的特徴とステータスが、リンクしている。マップクリア後の散策や、拠点ソラネルの散策が3D化されて、戦闘シーンと変わりなくユニットを見れるようにもなり、視覚的に一層訴えかけてくる。

 …なぁんて言いたいところだけど、後半ほど見た目とクラスのギャップが激しくなる。
 見た目も性格も、幼い子どもそのもののマロンが、ジェネラル! だとか、いや~、けど一番ギャップを感じたのは、同じく四狗の一人、グリですかね。


 そのどMで狂人ムーブな言動から、てっきり前衛に立って敵の攻撃を受けまくりながら、キレて返り討ちにするようなバーサーカーとか、ウォーリアみたいなワイルドなクラスかと思ったら、セイジ…。魔道職でした。
 物理守備が低いくせに(?)、マゾなんだ…。

 初めて敵ユニットとして戦う章で、「なんでこいつ、セリカの指輪なんかつけてるんだ?」と一瞬思っただけに、二度びっくりだよ。
 そりゃあセイジなら、セリカを付けとかないとねー、似合わないけど。