馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

今週末にマイラーズカップがある。それに勝ったニシノフラワーとダイタクヘリオスについて。

jra.jp

 "マイル路線の拡充を目的として1970年に創設された、4歳以上の別定重量による重賞競走「マイラーズカップ」が本競走の前身で、従来、阪神競馬場・芝1600メートルを舞台に行われていたが、2012年より開催時期が1週繰り下げられたことに伴い、京都競馬場・芝1600メートル(外回り)で行われるようになった。
 なお、2021年に続き本年も京都競馬場整備工事による開催日程の変更により阪神競馬場で行われる。
 (…)本競走は安田記念の前哨戦に位置付けられているが、2006年に創設されたヴィクトリアマイルの前哨戦とも言うことができ、2006年の2着馬ダンスインザムードと2011年の4着馬アパパネは、続くヴィクトリアマイルを優勝している。

 なお、2014年から本競走の優勝馬安田記念の優先出走権が与えられている。"

 

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 おぉ、ニシノフラワーヤマニンゼファーに勝ったマイラーズCがUPされている。

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ダイタクヘリオス――「再現VTR」「リプレイ映像」で勝つか、コンマ1秒狂って負けるか――しかない名馬。

 ほかにウマ娘化された馬で、ダイタクヘリオスが、マイラーズカップを4~5歳時(旧5~6歳)に連覇している。

 ヘリオスマイラーズCは、ともに4番手を追走、4コーナーで先頭に立ち、5馬身差の圧勝という内容。
 4歳の時は斤量56キロだったけれど、マイルCSなどを勝ったことで獲得賞金が増えて、翌年は60キロになっていた。それを全く意に介さないような連覇に、ファンから「再現VTR」「リプレイ映像」などと形容された。

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 競馬評論家の大川慶次郎氏は、ダイタクヘリオスについて、「どうしても、行かなきゃなんない…というほどでもなかったんだろうな。 この馬はね、自分のペースで行くと、ほかの馬はバテちゃうんだ。それくらい、能力がひとつくらい上なんだな。でも自分のペースより、コンマ1秒でもオーバーすると、崩れやすい馬だった。(…)とにかく気持ちで走る馬だよね」と分析している。(「別冊宝島277 競馬名勝負読本3」70ページ)


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