”本競走は1967年に創設された重賞競走で、中山競馬場の内回りコースを2周する、わが国の平地競走としては最長の芝3600メートルで行われている。(…)1997年にはGⅡに格上げされるとともに、負担重量もハンデキャップから別定に変更された。
競走名の「ステイヤー(Stayer)」とは、英語で「耐久力のある者・根気強い者・長距離競走を得意とする馬」の意味。その名が示すとおり、本競走では人馬とも長丁場を耐え抜くスタミナが要求される。”
3歳(旧4歳)のとき、スピードがないうえ追い込み脚質なので、クラシックを勝てなかったメジロブライトが、ここを走って覚醒した(大差勝ち)。
馬にも「勝ち方を覚える」というのがあるみたいなんで、ブライトの成功を参考にしたのか、テイエムオペラオーが99年に選択したが、2着。00年にナリタトップロードが4着だった。
かつて「オペラオーがステイヤーズSに負けたとき、2ちゃんねるが荒れてサーバーが落ちた」と書いたが、ナリタトップロードの方だったかもしれない(昔のことなんで、記憶が)。
菊花賞馬が、圧倒的1番人気を背負って4着、というふがいない結果で、さすがにこれまで乗ってきた渡辺薫彦騎手は乗り替わりに(しかしその後も…)。