馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

おまえだけドラゴンボール。アニメ「アンデッドアンラック」8話の感想。

 シェンの否定能力が明かされる。

 2話で、すでにアンディが、おおよそ把握していた(「あべこべだ」)けれど、能力内容は「意識と真逆の行動をとらせる」というもの。
 意表を突かれたのは発動条件で、「相手を好きになること」。風子の「不運」とほぼ同じじゃん! 特に意味付けはないのか、これものちの伏線なのか…。

 しかし、「普通の女の子」として幸せをつかみたかった風子には、好きな人が次々不運に見舞われる悲劇だったのに対し、「バトルマニア」シェンは「強敵であるほど好きになれて、能力を発動する」という、実に条件と相性のいい性格をしていた。
 「つえぇ奴と戦えて、オラ、わくわくすっぞ」(by孫悟空)であり、如意棒的アーキファクチャ? も操るし、シェンだけドラゴンボール世界に生きてんな。

 

 しかし、DB悟空とキャラ差別化のためか、強敵にワクワクするときは、とびきりの「キモキモスマイル」(トレンド入り)を披露してくれる。
 (まぁ、まともな笑顔の時だろーと、ユニオンの仲間を「殺してよ」と言う奴なんだけど…)