「千鳥のクセスゴ!」というスペシャル番組で、ふかわりょうが新ネタを披露していた。いやー面白い。
バラエティーでひな壇芸人の一人的に出演してたり、ワイドショーでコメントしたりしてる時のふかわは全然面白くないのに、こういうネタのキレは抜群。
わざわざ「クセスゴ(癖がすごい)」とお断りを入れているだけあって、ちょっと一般向けじゃないネタ。
いや、どれもSNSでいちいちネタを追いかけているような(ワイふくむ)オタクには説明不要だったけれども、オタクの悲しい性として、早口で解説したくならないだろうか。なる(鋼の意志)。
※先に言い訳しとくと、ふかわ本人の意図とは違うかもしれない。とりま、いちオタクによる勝手な解釈。
「お前の妹、創作ダンスにペッパーミル取り入れてたぞ」。
解説→ 今、TikTok等をのぞいてみれば、未成年~ティーンらしき男女の「踊ってみた」「ダンス」動画が多い。
N iziUといった韓国系ダンスユニットの人気、手軽にスマホカメラで撮影できて、動画サイトにUPできるIT環境、まぁ色々なものが合わさって、若者によるダンス動画が多くなった。
で、若いとき漫画を描いてた民として、過程を容易に想像できるんだけど、最初はNiziUのような人気ユニットの物まねから始めた女子でも、そのうちオリジナル振り付けに挑戦したりするだろう。
しかしオリジナルといっても…、若さゆえに、引き出しが少ない。結局、WBCではやった「ペッパーミル」だったり、直近の流行をつぎはぎした「創作」になっちゃうんだよなぁ。
…という「若者あるある」の、令和最新版だね。
「その映画、『飛行機で見た』って情報いる?」。
解説→ インテリ気取り/映画マニアとかの、めんどくさい自意識として、その作品を「意図的・能動的に見たいと思って見たか」という個人情報は重要。
「飛行機で見た」と言うことによって、「別に見たいと思ってなかったけど、たまたま見たから内容を知っている」という(どうでもいい)ことをお伝えしている。
なんでもあてはめられるけど、最近のでいえば、世界的に大ヒットしたけど「テーマがない」「中味がない」と評論家受けしなかったスーパーマリオの映画とか。ああいうのが「飛行機で見た」と言われやすいです、はい。
中には、アマプラやネトフリで見たくせに、「能動的に見た」という色を消そうと、「飛行機で~」とウソをつく奴もいるかなー、どうかなー。