馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

悲しいが合理的に説明できるソダシ乗り替わりと、ディープボンドについての雑記。

 波紋を呼んでいる、ソダシのレーン騎手から川田騎手への更なる乗り替わりだけど、なにしろ 安田記念だからなぁ。
 レーン騎手の短期免許が切れたら、吉田隼人騎手に戻るでしょ、と楽観してたものとしては、心苦しいが…、ソダシは混合レースでは結果を出せておらず、牡馬相手だとはっきり壁がある。
 となると、「鞍上強化」は、ありうることなんだな。

 

 最近の乗り替わりで言うと、ディープボンドが川田騎手に替わった時も波紋が起きた。けど本当に「お試し」で終わって、すぐ和田騎手に戻ったね。
 私が見るに、プボくん最大の弱点はスピードが足りないことで、スピードばかりは騎手の乗り方で変わるもんじゃない。「誰が乗っても同じ」ということで戻ったっぽい。


 ディープボンドなぁ…、G1勝ってほしいけど、スピード競馬の国内レースじゃ、勝てるチャンスが見えない。日本で一番長い天皇賞・春に、3回挑んで勝てなかった。

 フランスで行われるカドラン賞(芝4000mのG1)みたいなんだったら、勝てるかもしれない。

 しかし、これまで日本馬が目標にしなかった事実から分かるように、勝っても箔が付かない、賞金が安い、つまりメリットがなくてねぇ…。

ja.wikipedia.org

 ※今調べたら、カドラン賞の賞金総額は30万ユーロで、為替は現在「1ユーロ=149円」となっている。
 「総額」という場合、2着以下の賞金もひっくるめて30万ユーロなんで、阪神大賞典(1着賞金は6700万円)を走った方がよっぽど稼げる。

レース結果 JRA

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