馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

「ウマ娘」に出られない“最強世代”の馬たち。※追記あり

 

  アグネスタキオンエイシンフラッシュは、同期が超豪華メンバーなのに、Sグループの馬が多いので出てこれないね。

 タキオンはまだいい。一度しか対戦したことがない、さらに本格化が後とはいえ、マンハッタンカフェがいて、絡みも豊富だから。フラッシュは迫真のぽつん。

 

 ※Sグループの馬は、「キンイロリョテイ」「ペラ」のように、名前をもじったそれっぽいキャラなら出ている。しかし、なぜかアニメ限定でアプリ・ゲームにはいない。
 ※公式から「馬主の許可が下りてないので、出せません」というアナウンスはない。つっても、競馬ファンなら「SグループやK氏所有の名馬がごっそり出てこない」「一部にもじった名前の馬がいる」という時点でお察し。

根本的な世界観の違い

 ついでに、アグネスタキオン世代(98年生まれ)は、JRAの「外国産馬はクラシックと天皇賞に出れないヨ」というつまらん規制が緩和されてきた時代であるため、出走馬の充実にファンは盛り上がった。
 一方、グラスワンダー天皇賞に出れず、エルコンドルパサーは日本に戻って走ることなく引退し、「夢の対決」が夢のまま終わったのがスペシャルウィーク世代(95年生まれ)。

 アニメ1期では、現在の出走資格に準拠して、エルがダービーに出たりする(ゲーム・アプリ版も同じ)。
 漫画「シンデレラグレイ」だけ、オグリキャップが制度の壁でクラシックに出れない話がある。(私は単行本派なので、ダービーが始まる直前のところまでしか見てないけど、登録制度の問題を描いただけでもアニメと世界観の違いが分かる。)
 しばしば愛をこめて「プリティ要素がない」と言われるシングレだけど、個人的にここが一番非プリティだった。

 

 

 

  追記。

 98年生まれで外国産馬クロフネは、当時ダービーでどれだけ走るのかワクワク、またはハラハラされていたが、結果は5着。
 先日のオークスでは、クロフネ産駒のソダシが8着に敗れ、競馬ファンはみんなクロフネのダービーを思い出していた。

  クロフネ - Wikipedia

 

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