日本って、本当はものすごく貧乏で、知的水準も低くて、国民の意識も低い、後進国なんじゃないんだろうかっていう気がしてきた。「その通り」と言ってもらった方が、まだ諦めがつくかも知れない。今まで思ってきた日本は、幻想だったんだろうか。
— 乃南アサ (@asanonami) 2020年3月19日
イギリスのシンクタンク「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」によると、日本の民主主義指数は22位(2018年)で、「欠陥のある民主主義」にカテゴリーされているそうです。
また、労働者の自己決定権がどこまで保障されているかについての経済民主主義指数では、OECD加盟国32か国中29位(2017年)と、極めて低い位置のようです。(ヤニス・バルファキス「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」244ページ。これは訳者あとがきで紹介されていたデータ。)
少なくとも、日本は成熟した民主主義社会になれていない。
香川県の「ゲーム1日1時間条例」は、今までのんきにしていた保守派ネットユーザーでも、さすがに「政治の機能不全」「民主主義の欠如」を感じたんではないか。
(ついでにいうと、野党勢力に「選挙で負けたんだから文句を言うな」とか嘲笑していると、こういう風にしっぺ返しを食らうことになる。選挙で勝った候補者に全権委任するのは、ただの「お任せ民主主義」であり、成熟した民主主義社会とは言えない。)