馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

シャナンとアイラ、「聖戦の系譜」プレイ経験を振り返る。

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 ほか、振り返り。

 子供時代の弱気・泣き虫な性格から、クールなロン毛(ナバール系)に激変した彼は、オイフェに続いてプレイヤーを、具体的には初見ワイをびっくりさせた。
 ただ、オイフェが見た目は変わっても、穏やかな性格が基本そのままなので、激変度ではシャナンの方が上か。

 聖戦では、エーディンから聖弓イチイバルを渡されたブリギッドの姉御が、生き別れた姉妹だったことを思い出すなど、神器にオカルトな力があるので、神剣バルムンクの力がクールキャラにさせたのかもしんない。

 

 聖戦の系譜は、予備知識なし、またはシミュレーションRPG慣れせずにやると、絶望的に難しいだろう。

 親世代でアイラを仲間にするのが、まず一苦労。私は初見プレイ時、ただ流星剣が発動しないことを祈るという、運任せのごり押しで突破した。

第一章 精霊の森の少女 ‐ ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 | RRPG

 スイッチ・オンラインで、ひさーしぶりに聖戦の系譜をやった時も、ずいぶん感覚がなまっていて、うっかり第1章南東・ジェノア城周辺の敵攻撃範囲に入ってしまい、アイラも一緒に向かってきた。
 結局アイラを倒して仲間にできなかったけど、「まぁいい、クリア経験者のハンデとして、このまま続ける」とやった。
 当然、子世代にラクチェやスカサハはおらず、ラドネイとロドルバンの平民兄弟を仲間に進めることに。

 そしたら6章でシュミット率いる斧騎兵部隊、7章の北西・イード城を囲んで守るダークマージと、メルゲン城のライザ隊がめっちゃきつかったゾ~。(8章以降になると、さすがに味方の成長が敵に追い付いてきて、目立って苦労しなくなった)

 

 後から考えると、ラクチェたちがいた時の感覚を捨てて、オイフェやシャナンら強ユニットに大勢相手させるべきだった。(低確率で避けきれずにやられる、ちょっと運任せでも)

「加賀時代」のある特徴

 初代からトラキアまでは、プロデューサーの名前を取って「加賀時代」と呼ばれているらしい。
 加賀昭三氏のゲームメイクとして、「複雑な新システムで、難易度を上げる」という傾向があり、聖戦がまずそれに当たりますね。

 で、もっと「難しい」と有名なトラキアも、今では「システムを把握しきれば、難しくない」という評価もある。

 

 “「手ごわいシミュレーション」で名高いFEシリーズ中でも特に、「手ごわすぎるFE」と評されていた時期もあった。しかし時間が経つにつれ攻略法も整備され、(略)システムを理解すれば「搦め手」が使える『トラナナ』の難易度は意外と高くない、かもしれない。”

dic.nicovideo.jp だけんどもそれってYO、「システムを理解するまで難しい」ってことで結局難しいだろ、と思わざるをえない。