緋村剣心が、東京に来て薫たちと出会う前の話(回想)ということで、「第零幕 前編」となっている。
少なからぬ視聴者が、「知らない話だ」「アニオリかな」とつぶやいていたけど、有識者兄貴の解説によると、実写映画公開に合わせて書き下ろされた読み切りらしい。
anicobin.ldblog.jp つまり、描かれた時期としては、オリジナルるろ剣の終了後~続編「北海道編」の始まる前か。
この間、和月伸宏先生の作風は、「武装錬金」あたりで顕著な変化があった。
「シリアスな笑い」というやつか、「当人は真剣なのにギャグ」という要素が入ってきて、一部は令和リメイク版「るろ剣」(和月先生が監修で参加)でも、オリジナルになかった武田観柳の「ガトガトガト」が加わっている。
で、アニメ放映された「第零幕」でも、ギャグが目立つ。
「あからさまにアヤシイのだ!」と言いたくなる仮面西洋人の医者、「失礼、女性でござったか!」というベタなハプニングお色気(声でわかるだろ!)、トドメは「カタナブレード」とか「メイジレボリューション」と語りだす外国人…(ミキシンのイケメンボイスでこんなん、笑うしかない)。
まさか、公式で「ヒテン・ミツルギ スターイル!」「ガトツ・ゼロスタイル!!」のごとしセリフが聞けるとは、思わなんだよ。