馬と鹿と

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

「おいおい惨敗だよ」だったホームズ。これから挽回なるか? 「アンデッドガール・マーダーファルス」8話の感想。

 ルパンVSホームズ、&アヤ様・津軽たちというクロスオーバー対決も、4週目の今回でいったん終わり。「俺たちの戦いはまだ始まったばかりだぜ!」という事か、割とあっさり逃げられた。

 

 切り裂きジャックは、津軽よりも強いみたいだけど、まだ見た目通りの若さだろうか。だまし合いでは津軽に及ばなかった。

 

 「惨敗だ」と吐き捨てたように、押されっぱなしではなかったけれど、結局何もできなかった シャーロック・ホームズ
 ホームズは、昔々短編集を読んだくらいの浅い知識しかないけど、まぁ原作でもホームズが一杯食わされた例があるし…。ほら、あれだよあれ、ナントカ夫人の、醜聞みたいなタイトルで~。
 モリアーティ教授にやられて、滝に落ちても、なんか「バリツ」なる謎技使って戻ってくるのが、ホームズの真骨頂。(この時、作者のコナン・ドイルは、マジでホームズを殺してシリーズを終わらせるつもりだったらしい。読者の猛抗議で、しぶしぶ復活させた。寅さんみたいだな…、いや、寅さんの方が後の時代か)

 

 モリアーティがまだ生きている以上、ホームズも再登場すると思うし、汚名返上・名誉挽回に期待だ。

悲報、ロイスの二人、瞬殺される。

 ファントムら怪物勢に、ほぼ全くかなわなかった。
 役に立ったシーンは、ファティマという小動物感ある子が、特製ボウガンを連射して「余罪の間」の水を抜いて助けたくらいか。

 ルパンが「メチャクチャ強いぞ」と言ってたんで、多少期待してたものの、あくまで「(ルパンのような)人間の中では強い」レベルで、怪物相手ではこんなものなのかな?

 あるいは、強さの順番で振られているというナンバーが、後ろの方だったし、「くくく…、奴らはロイスのエージェントの中でも最弱…」「怪物ごときに負けるとは面汚しよ…」というお約束のアレですかね。