馬と鹿と

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

アンデッドガールとるろうに剣心で学ぶ、明治政府の「狡兎死して走狗を煮る」(用済みになったやつはポイポーイ)政策。

inunohibi.hatenablog.com

 ※アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」のネタバレ注意。

 

 これ書いた後で思ったんだけれど、4話で真打津軽が真犯人を相手にするとき、長々と喋っていた内容によると、もともと「鬼殺し」とは、明治政府の「怪奇一掃」政策に基づく特殊部隊的なもので、津軽もそこに属していたようである。

 いわば怪物狩りのプロだった津軽なら、吸血鬼と言っても、まだ少年のラウール君では相手にならない。ワンサイドゲームでやられていた。

 しかしその後、見世物小屋で差別と侮蔑を受けながら細々と生きていたのは、「怪奇一掃」政策に区切りがついた後、政府からポイ捨てされた、という経緯がありそう。

 

 ちょうど今、「るろうに剣心」のリメイクアニメが放映されているのも、偶然ではあるまい(偶然だよ)。
 るろ剣でも、用済みになったんで政府からポイされちゃった哀しき義勇兵、人斬り、色んなやつが出てくる。

 みんなもアンデッドガールとるろ剣を見て、明治の歴史を学ぼう!(学べません)

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