馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

母性溢れる幼女アイドルから、ビジネスキスする大人の女性(生首)まで。声優・黒沢ともよ氏と、アニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」の感想。

 春にアイマスシンデレラガールズU149とスキップとローファーを見た勢いそのままに、「アンデッドガール・マーダーファルス」を見ると、黒沢ともよ姉貴の演技温度差に震える。
 鴉夜さん(主人公)は首だけだから、そもそも体温の「体」がないなー、…という生首ジョークが持ちネタみたいなアニメです。

 

 主人公と並ぶメインキャラ、「助手」の真打津軽が、名前といい、とぼけたセリフ回しといい、落語してるキャラクターなんだけど、監督がアニメ『昭和元禄落語心中』の人だと知って納得。

 主人公が「生首のアンデッド」という設定だけに、出番中は、動きの少ない会話劇となっている。しかし、凝った画面演出で、飽きさせない工夫をしていた。

 

 春アニメのラインナップが良すぎたんで、夏はさびしくなってしまったけれど、今期見た中で一番いい。

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