馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

サクラローレルが育成実装。そして、思い入れのない馬について、思いがけない角度からのブームで勉強になったという話。

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 桜花賞「桜」、ローレルが主人公の「スターブロッサム」連載開始、ヴィクトリー倶楽部(サクラの三人組)がぱかちゅーぶ出演…。
 複数人が予想、または期待していた通り、育成実装はサクラローレルだった。

 マーベラスサンデーの方が、先にウマ娘化されてるんだけど、競馬ファンからすれば、トップガンとローレルがそろってこそのマベサン、と思うので、後になるのは仕方ないかな。

 

 以下、個人的な思い出。
 ウマ娘のマベサンは楽しいキャラだけど、元馬は単体で言うと地味だった。

 宝塚記念を勝って、念願のG1タイトルを得たときも、私は「あー、やっぱりトップガンやローレルがいない時なら、マベサンが一番強いんだな。トップガンやローレルはやっぱり強い」と、マベサンを強さの物差しにしていた。
 その後も、エアグルーヴ秋天優勝(同じ97年)などに目を奪われて、マベサンそのものへの思い入れは薄い。
 同時代のSS産駒で言うと、バブルガムフェローも、「直線、バブルガムフェローと堂々競り合って勝ったエアグルーヴは、本当に強い」とか、そういう感想になる。

 ウマ娘化されてから、様々なエピソードがファンから発掘されて(特に坂崎ふれでぃ氏のシリーズは素晴らしい)、リアルタイムでは知らなかったマベサンのことをいろいろ知った。いやー、不勉強な競馬ファンとしては、むしろウマ娘に助けられている。