馬と鹿と

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

「FE 烈火の剣」効率の良い支援会話収集。 ※16日、追記と修正。

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 レナートやカアラ、加入が最終盤で、支援会話を見る(収集する)がくっそ面倒な仲間がいるよね。そういうのがグッとラクになる裏技を紹介しよう。
 …と言っても、私も受け売り(攻略本)なんだけど。

まずは基本

 カアラが加入するヘクトル編31章外伝「戦支度」は、5ターンで終わり、あとはレナートの加入する32章「背水の戦い」、20ターン以内でクリアで進める32章外伝「生の価値」(ヘクトル編限定)、終章「光」だけとなる。

 あれ、これでは支援発生できる余裕あるマップが、2つしかないんじゃ…?

 

 そんなことはないっす。
 終章は、ネルガルがボスの前半と、火の竜がボスの後半で、別マップに扱われている。

 近作のファイアーエムブレムでも、最初に選んだ出撃メンバーそのままで、次のマップを戦う「連戦マップ」があるけれど、親切に出撃編成(アイテム整理等)をやらせてくれる(さすがに自軍拠点には戻れない)ので、「同じマップ」と誤解する余地はない。

 烈火終章の前半・後半もそのような連戦マップで、前半をクリアーすると、後半自軍メンバーが、配置され直して新マップに移行し、前半戦で受けていたダメージも回復している。

 

 終章の前半では、司祭ケネスと、その近くにいる名無しドルイドのモルフが、攻撃範囲内に入らないといつまでもやってこない。
 ※全ての敵を倒すと、ネルガルがボスとして姿を現すが、棒立ちで動かず、同時に現れる敵増援も、1ターン限りの少ないもの(ノーマルの話。ハードは知らん)。

 なので、ケネスかネルガルだけ残して、40~80ターン掛かる支援でも成立させられる。

 そして後半、なぜか北西、竜から西の範囲に、遠距離攻撃の届かない安全地帯があって、そこで隣接してターン送りすれば支援Aまでいく。
 終章で支援を2段階進めることができるのだ。

裏テク編

 ちなみに、1回のプレイで1ユニットA会話までしか見れない…、ということはない。

 烈火では、「封印の剣」の「支援ポイント分散」「1章あたりの、支援ポイント上限」といった複雑でややこしいシステムが廃止されたため、たとえばヘクトルエリウッドとリン、二人と隣り合っていれば、ヘクトルはリンともエリウッドとも「支援」コマンドが発生する。

 そんで、このゲームは「トルネコの大冒険」「風来のシレン」シリーズのように、安易なリセットやり直しを防止するため、オートセーブになっている。
 ロードがやられたりしてゲームオーバーになると、「中断したところから再開する」が、やられる瞬間をリピートしてくるのはそのためだ。

 その自動セーブ機能で、他に、HPゼロになってやられて、リセットやり直しても、戦績上は「×戦×勝1敗」と記録されるシステムになっている。


 それがなんと、支援会話にも適用されている。

 前マップでたまった支援ポイント&支援コマンド発生は、次マップにも繰り越しとなる。
 章の始めに支援Aの会話をして、リセットか、「中断」したのを「記録から始める」で章の最初からやり直しても、エクストラの「支援会話」にばっちり記録されている。

 ペアエンドを見たい場合だったら、ペアになる組合せ二人まで、それぞれBにしつつ、終章で片方をA、次にまた終章をやり直して片方をA、と支援成立させ、エピローグまで行けばいい。

 

 まぁ、そこまでやんなくても、ペアエンドや支援会話のまとめ動画見た方が早いんですけど…。

 昔は熱烈なファンか、ひまな人しかコンプリート出来なかったのが、らく~な時代に。私もそれに助けられてるし。

※注意

 途中離脱するニニアンだけ、この方法はできない。

 ニニアンのパラメータと所持品は、その後ニルスに引き継がれるため、ニニアンをレベルアップさせる意味はちゃんとある。

 姉弟は本編ストーリーで「近くにいる」と感じ取ったりしてるんで、これも竜の不思議な力か。

 

 とはいえ「ファイナルファンタジー5」みたいに、ストーリー内で「引き継がれた」と明言されてないのは不満点。
 リン編の経験値&パラメータが、エリ&ヘク編に引き継がれつつ、所持品はリセットされている仕様も、ややこしさに拍車をかけている。

 

 ただし、ニニアンの支援組み合わせだけは、ニルスに引き継がれない。

 ニニアン唯一のペアエンド、エリ×ニニは、終盤で支援効果が途切れることを覚悟しなければいけない。というか、途中離脱するユニットでも、エリニニENDのため支援を作ったというべきか。

追記

 あ、マリナス(輸送隊)も終章に出れなかったわ。(ほか、章外伝「決別の夜」など一部マップ)

 本人は付いていく気満々なのに、エリウッドたちが「危険だから」という理由で引き返させている。

 ファンの間では「不死身のマリナス」と呼ばれ、HP0になっても、次の章にはケロッと復活しているんだけど…。

 まぁあれは、難易度調整として「輸送隊がロストすると不便極まりない」ために、不死身なんだろう。本来なら、非戦闘員のマリナスに対し「危険」と判断するエリウッドはおかしくない。

戦力というより、支援会話のための味方ユニット、レナート。 付、びっくりペアエンドを語る。

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 レナート司祭、味方キャラとしては「持ってるリザーブの杖が役立つだけ」とネタにされがち。
 一方、支援会話がめちゃくちゃ濃い。

 

 イサドラとのペアエンドもある。といっても、解説記事にある通りレナートの後日談は変わらず、イサドラだけが変わる。

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 HPゼロになってロストするときは、「本当に死ねるのか、俺は…?」と言ったり、あらゆる場面で「もう人間やめてます」ってにおわせてくる。

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びっくりペアエンドを語る

 ところで、烈火のペアエンドは、ニノが衝撃的に不幸な内容で有名だけれど、イサドラもなかなか衝撃。
 初期設定でハーケンという恋人がいるので、単独エンドでも、ハーケンの名こそ出ないが「近ごろは、結婚を間近に控え」とある。

 

 対して、ハーケンではなくラガルトと支援Aまで行くと、ペアエンドで思わぬ不幸に見舞われたり、レナート相手だと騎士を辞めて信仰(エリミーヌ教)に救いを見出そうとする。

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 ルイーズはおっとりとした美人なため、セインにナンパされたり、ヒースに淡い恋心を抱かれたりもするけど、余裕をもって「私には夫がいますから」ってスタンスを崩さない。
 さすが、パントと支援A固定。

 比べてイサドラは、支援会話でわかるように不安や心の弱さが根底にあり、そのせいかブレる。後日談の変化が激しい。

 

 ジャファニノは、本編のストーリーで「この二人の支援会話を見たい!」ってなった人が多かったゆえの知名度だと思う。

 しかしイサドラのキャラは、本編だと薄い上、ラガルトは職業柄、宝箱回収等で単独行動が多く、レナートは普通にプレイしていれば見ることはない。
 支援会話&ペアエンド収集をした者だけが見れる特殊エンドと言える。

ゴールドラッシュとしてのダン飯世界。~アニメ「ダンジョン飯」第14話の感想。 ※19時、追記した。

 見た。

 今まで噛ませ犬に見えたカブルーくんが、ダンジョンと周辺地域の関係を丁寧に説明してくれた。
 アニメではカットされていたけど、ノームのタンス爺さんも、領主の館に赴いたとき「来るたび豪奢になっとるな、ここは。迷宮の発見以前には、下男のひとりもいなかった」(4巻、9ページ)と言っている。

 ダンジョンの財宝目当てに冒険者が集まり、周りの宿屋・酒場、物売りが潤う…。一種のゴールドラッシュである。


 ダンジョンを鉱山開発に読み換えると、リアル世界史において、スペイン帝国の最盛期を支えたポトシ銀山(南米、現在のボリビア)、中~近世日本のゴールドラッシュだった石見銀山佐渡金山も、のちのち採り尽くして閉鎖した。

 ※まぁスペインは、後先考えない経済政策もまずかったようだけど、銀が枯渇する前からイギリス&オランダの海賊にスペイン船が襲撃されて、弱体化したらしい。
 しかも「海賊」とは、国にとって用済みとなった後の認定であり、当時はイギリス政府がバックアップしてスペイン潰しを狙ったってんだから。

 「fate」シリーズで、最も有名なイギリス海賊・ドレークが美女化されたりしたせいか、「汚いイギリス」の歴史ネタがオタクに浸透している。

フランシス・ドレイク(Fate) (ふらんしすどれいく)とは【ピクシブ百科事典】

ライダー(Fate/EXTRA) (たいようをおとしたおんな)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)

 

 カブルーは、いずれダンジョン内の財宝が枯渇し、冒険者がいなくなり、地上・周辺地域にモンスターがあふれ出すという。
 リアルな衰退要素に、モンスター被害まで付いてくるんかい! これはやべーな、ダンジョン。

 

 ライオスたちが、モンスターを全部飯にして食ってくれたら解決するかもしれませんね。
 ん、これ無茶振りじゃなくて、本当に話がそれ系の落としどころになる…?(マルシルのダンジョン研究も、"才女"の道楽ではなく「役立てるため」といっていた)

 他の人の感想では、(きもいくらい)モンスターに精通し、モンスターの好きなライオスに対し、(きもいくらい)人間観察力があり、人間が好きなカブルーという対比が言われていた。
 ついでに、ダンジョンを「害悪」とだけ考えるカブルーは、マルシルとの対比でもありそう。

追記。スペイン帝国財政破綻

 この点については、ソール「帳簿の世界史」の第4章が興味深い。
 スペインは近代的な会計システム確立が頓挫し、オランダとイギリスは成功した。

 

ブーツ系アイテムを、誰に使うか。

inunohibi.hatenablog.com

 ちなみに、「封印」以降では、移動力を上げる「ブーツ」といったアイテムは、もっぱら踊り子系の2回行動可能になるユニットに使った。

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 「紋章の謎」くらいまでのFEは、城門や玉座の「制圧」どころか、貴重なアイテムや仲間が増える「村」が主人公(ロード)しか訪問できない仕様で、主人公にブーツを使うのが無難だった。

 それからまず、村訪問が誰でもOKに改善されて、さらに「烈火」以降「×ターン防衛」「敵の全滅」という風に勝利条件が多彩になり、主人公が急いで制圧する局面が少なくなった。

 

 そんで、誰でも2回行動させる踊り子系ユニットの移動力が上がれば、論理的に言って誰もが移動力UPの恩恵を受けられる。

今期、気になるアニメ『HIGHSPEED Étoile』(ハイスピードエトワール)。

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 "環境問題への配慮、安心と安全をめざした世界は、少なくとも表面上はその目的を達成していた。
 そんななか、突如発表された次世代レース『NEX Race』。 
 最高時速500kmオーバー。"

 

 ナレーションCVが古谷徹さんやんけ! 古谷さんナレの「アカギ」はよかったな~、ということで気になる。

 美少女が多いのは地雷率たけーが、近年は「ウマ娘」「ぼっち・ざ・ろっく」等、意外に本格派というパターンも。