馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

人間は馬の力に勝てない。~ウマ娘と現実の馬について。

 ウマ娘ファンのつぶやきの一つに、「ウマ娘は人間を支配しようとしないのかな」というのがあった。
 ウマ娘たちは人間をはるかに上回るパワーを持っているけれど、あれは板垣巴留ビースターズ」を平和にしたような世界観だと勝手に納得している。

 

 そもそも現実のサラブレッドが400~500キロあり、知能が高くて集団生活する動物なので、本気で逆らってくれば人間様は絶対かなわないゾ☆
 
 元騎手の谷中公一氏が書くように、「力づくで馬を従わせているわけではない。そんなことは、どうやっても不可能だ」(102ページ)というわけで、騎手の役目は「馬を走る気にさせること」、そこまでいかなくても「馬の走る気を削がないこと」になる。

 

 中には騎手がどうあがいても真面目に走ろうとしない、ステイゴールドゴールドシップのような馬がいた。

 異世界転生物のウマネストじゃ、なんか悪の魔王になっていたし…。ハッ、あれはウマ娘の中から人間を支配しようとするものが現れる伏線…?(超こじつけ)

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