「Fukushima 50」は、映画そのものよりも、原作が門田隆将氏の本ということを知って、ギューンと心が冷えた。
門田氏のことは最近知ったのだが、アメリカ大統領選挙で百田尚樹氏らと並んで「不正選挙」論を垂れ流していた作家。
バイデン氏が大統領に就任し、SNS上で不正選挙を言わなくなってからも、撤回や反省はなかった。
吉田所長の神格化と、菅直人総理の「無能」強調は、ありふれた構図だと思うが、ラストの取ってつけたような復興アピールと東京五輪プロパガンダは、門田原作だったからか…。
あの映画から1年後、当時にもまして「復興五輪」がむなしく響く。
※参考記事
”たとえば、「相変わらず野党の審議拒否とは呆れる」(作家の門田隆将氏)”