馬と鹿と野と郎の日記

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

タイで一番有名な日本人、小堀。だーれや、それ!

  昨夜、たまたまつけていたテレビで、「陸海空 地球征服するなんて」というバラエティーをやっていた。アンケートの結果、タイで一番有名な日本人は、「小堀」(コボリ)という。

 二丁拳銃の片割れとかではない。日本では知名度皆無の小堀なる人物、第二次世界大戦中タイに駐屯していた日本軍司令官を基にした、映画の主人公らしい。
 つまり、モデルは存在するが、あくまでフィクション。しかしタイでは、小堀が主人公の映画「クーカム」が10回もリメイクされ、小堀を演じた俳優は人気者になり、対日イメージを良くすることにも貢献したという。
 ちなみに、太平洋戦争でタイは、一応日本の同盟国だった。日本の敗戦後、タイは「日本に無理やり従わされていた」ということで連合国側に仲間入りして戦後処理を行うが、これはタイ政府の保身のようなもの。実際には、「従わされていた」だけではない面があったようだ。(詳しくは、早瀬晋三「戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま」の「第四章 タイ」などが参考になる。)
 このように昔は色々あったが、今の対日感情がよいのはとりあえずめでたいこと。

 

 書誌情報

楽天ブックス: 戦争の記憶を歩く東南アジアのいま - 早瀬晋三 - 9784000236676 : 本