犬沼トラノオ日記

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

性風俗業(セックスワーカー)を差別する、安倍政権支持者の本音。

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 性風俗業、セックスワーカーの人も、公金助成の対象に。当たり前のことなんだけど、すっかり安倍政権べったりの御用芸能人と化した松本人志氏なんかは、「俺が払った税金から、ホステスを助けたくない」といったらしい(実際に番組を見たわけではないが)。
 これがもう、安倍政権支持者の「本音」だと思っていい。日ごろは「金に困ったら風俗で働け」とか、生活保護受給者の女性を「風俗で働け」とかバッシングするくせに、いざ働けない状況になったら、「公金を使うのはふさわしくない」ですかぁ。
 違うというんだったら、安倍政権支持者からもっと異論反論が上がってよかった。

 
 早い話が、そんなにセックスワーカーが公金助成の対象にふさわしくないなら、政府の責任で「助成対象としてふさわしい高貴な仕事」を用意してあげたらどうですか? ということ。
 国務大臣なんてどうかしら。パソコンにさわったことのない人でもIT担当大臣になれたり、部下の部下が自殺しても責任を負わない財務大臣など、今もっとも日本でハードルの低い職業かもしれない。

今週のジャンプ「鬼滅の刃」。

 明日、総理大臣が緊急事態宣言を出すぞというタイミングで、鬼滅ファンの心を緊急事態にするニクい吾峠呼世晴(ワニ)先生。
 まぁ六丸さん世界だったら、本誌の衝撃展開を受けて緊急事態宣言が出されるでしょうし…。(ネタ潰し?)

 
 六丸さんの投稿動画。

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気にするとこ、ちがーう!

 

 そう。平時に富裕層からも税金をしっかり取っていれば、こういう緊急事態での一律給付に、「不平等」は生じない。山口二郎教授の言うように、後から徴収することだってできる。

 結局、安倍政権が格差を放置してきたから、「現金一律給付は国民の納得が得られない」という倒錯した議論が生まれる。
 日本政府は格差を放置してきたのに、不公平やらなんやらここで気にしている。

たまには、まともなことも言う。

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 菅官房長官も、たまにはまともな事を言う。

 在日外国人であっても、日本に住んでいる以上、日本政府と自治体に各種税金を払っている。むしろ、パナマ文書のように、外国に資産を隠して税金逃れしている人の方が悪質。
 そして、左派はそもそも「義務を果たしてこそ権利がある」という考えを否定するが、安倍政権が誇ってきた経済実績こそ、その思想に沿っている。何人であろうと、とにかく雇われていれば失業率は下がるし、生きていれば、平均寿命が延びる。

 それが「ほとんど完全雇用」の意味するところだ。

「世界がひっくり返る」

 

 東アフリカのソマリアって、19~20世紀には、イタリア(とイギリス)の植民地だったんだよね。ただまぁ、長年内戦と海賊による無政府状態に苦しんでいたソマリアは知らないけど、アフリカ諸国というのは、もはや貧しい発展途上地域ではない。

 たとえば、最新のアフリカ情勢が分かる白戸圭一「アフリカを見る アフリカから見る」(2019年)。発展するアフリカはもう、援助ではなく投資を求めるようになった、という。

 特に第1章の3では、西アフリカでエボラ出血熱(エボラ・ウイルス)が流行した際、日本でよく指摘された「現地人の感染症に対する無知」というステレオタイプを反証しており、必見といえる。

 思い返してみれば、我々はエボラ流行の時、すっかり慢心していたのではないか。「貧しく、遅れたアフリカだから流行する。日本のような先進国は大丈夫」と。全然そんなことはなかった。このたび東アジアと欧米での流行に、エボラでの経験は生かせなかった。

 

アフリカを見る アフリカから見る (ちくま新書)

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