犬と沼の日記

おひまな読者へ・・・。

最高裁裁判官の国民審査の重要性。

 そういえば衆院選にともなって、最高裁裁判官の国民審査があった。「あった」とようやく思い出すくらい、影が薄い。
 実際、これまで国民審査で罷免された例がないというのが、制度の形骸化を物語っている。よく「司法・行政・立法の三権分立」といわれているが、総理大臣は国会議員の指名投票で決まるし、最高裁判所の長官と裁判官は内閣の任命で決まるので、三権は分立などしていない。
 現行の裁判員制度は、一審までなので、司法に市民感覚を反映させるには不十分である。国民審査でおかしな判決を下した裁判官や、権力におもねる裁判官を罷免できないならば、任命権を持つ内閣と癒着する危険性が容易に存在する。
 (他に国民は、重大な職務義務違反、職務怠慢のあった裁判官を国会の訴追委員会に訴追請求することができるが、こちらの制度も形骸化している模様。)

 本来なら、行政に対する健全な司法の独立を保つため、衆院選と同じくらい関心があるべき国民審査。

枝野幸男氏の特技

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 テレビでは連日、各党首の街頭演説の様子が映し出されている。枝野幸男氏は今まで官房長官といった裏方を務めていたので、長々と演説を聞いたことはないが、けっこううまい。
 そういえば昔、浅草キッドの政治バラエティー番組で、「制限時間の中で与えられたテーマをしゃべりきる」という特技を披露していた。
 立憲民主党のホームページは、最初見たとき、数点の演説の動画しかなくて、いかにも「急いで作りました」感を出していた。今では政策パンフレットが掲載されている。これもまた、まだ生煮えな印象を受けるが、要点はつかめる。
 「3―1 あらゆる差別の禁止」自民党が全くやる気を出さないLGBT差別解消が盛り込まれているのはよい。「人種や性などによる違いを尊重し」それだけでなく、在日外国人への言及もあると尚よかった。

アニメ「魔法使いの嫁」第1話 感想

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 生きるのに疲れ、自分の身をオークションに売り出す女性。なんかエロ漫画みたいな出だしだが、1話を見終えて今後の展開を想像すると、素敵な男性に見いだされ、傷ついたヒロインが救われていく話だろうか。
 だとすれば映画「プリティ・ウーマン」とか、ハーレクイン・ロマンスのテンプレを想起させるけど、「このマンガがすごい!」オトコ編にも食い込んでいるし、女性向けってわけじゃないようだ。
 謎の頭が骨だけの男エリアスが、背が高くて体格がいいし、竹内良太の声と相まって超かっこいい。優しい声と振る舞いで、「いい人なのかな~」と安心させる。
 唯一の難点は、「コード・リアライズ」と流れが被って見えたこと(イギリスが舞台というのもかぶっている)。今期に二つも似たようなアニメを見たくないので、どっちか切ろうか・・・、なんてことを考える。

2017年の秋アニメ感想と、「Infini-T Force」漫画版。

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 今期のアニメ、見た中では「Infini-T Force」と「Code:Realize~創世の姫君~」が面白い。
 「Code:Realize~創世の姫君~」は乙女ゲーが原作らしい。といっても、タイプの違うイケメンよりも、永久機関が発明された別世界のヴィクトリア朝イギリスとか、機鋼都市、ふれると猛毒に侵される少女など、ファンタジー要素が前面に出ている。少女漫画風のファンタジーアニメとして、普通に楽しめる。

 「スチームパンク」という人がいるが、スチームパンクの定義をよく知らないので、コメントできない。

 「Infini-T Force」漫画版。10月19日まで1巻、無料。

 脚本は別にいるけど、江尻立真氏のコミカルなテイストがよく出ていて、アニメとは別物。
 特にアニメ版と漫画版、ヒロインの性格違いすぎ。ここまで違うなら、名前を変えて別キャラクターということにしたほうが・・・。

アニメ「Infini-T Force」1~2話 感想

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 予備知識なしになんとなく見たが、タツノコ版「ヒーロー大集結」の話だった。元作品のアニメ、どれも見てないんだけど…、楽しめたよ。
 海外作品ではすっかり3DCGアニメが定着しているが、日本ではイマイチ。試みる作品があっても、日本アニメのキャラクターや文法とはそぐわないようで、「二次元がよかった」といわれることが多い。
 しかしこれは、クオリティーの高いアニメーションをしていて、戦闘シーンでは洋画みたいにスピード感ある動きで人が吹っ飛び、視点がグルグル回り込む。「動きがきれい」という3Dの強みを活かしている。
 そして、会話が流れるように自然でキャラが乱れず、2話では、ヒーローと敵の会話が、ボーリング球を小道具にして光っていた。狭い室内なので、開放感がなかったのがちょっと残念。
 あと、ヒロインの制服が、異様に安っぽいのだけ謎・・・(赤に水玉模様で、昭和の流行みたいになってる)。

 

衆院選の議席予測が発表された。

 今朝の新聞に、衆院選の予測が出ていた。「立憲民主党議席倍増」という。
 前に、急造の新政党だから伸び悩む、という票読みをしていたが、そうでもないようだ。ツイッターなどでは、「リベラルの受け皿ができた」とちょっと気恥ずかしくなるくらい喜んでいる人がいたが、多くの有権者もそう思っているということか。
 共産党は減少の見込み。やっぱり左翼すぎてダメなんかねぇ。

 公明党も少し減らすらしい。理由はわからないが、公明党のコバンザメ戦法も、そろそろ年貢の納め時だろう。思想的にはずっと自民に近い維新が、生き残りを賭けてすり寄っている。議席も微増という。低迷していると思っていたが、どうやら党勢は底を打って回復したようだ。希望の党ですら、自民の補完勢力になりうる(小池氏はもともと自民党だし)。
 自民のほうからも、都議会では都民ファーストとくっついたのがうんざりされているし、自民と選挙協力や候補者調整ができなくなれば、議席は一気に減るだろうな。公明は早くそうなって、目を覚まして原点に戻るべきだね。

アニメ「魔法陣グルグル」第14話 感想

 原作漫画の「天使に出会うだろう 悪魔にも出会うだろう」という石板の予言を、「ククリが夢の中で見た石板の予言」に改編したのはいい改編。もっとも、ニケとククリは夢だったと認識してない。(単純に、最初の予言が尺の都合でカットされたようだ。)

 あれは単なる予言ではなく、ククリが気にして自己成就させるという込み入った予言になったので、なぜガルニエ(のちに判明する予言の送り主)があんなことをククリたちに伝えたのか、謎が生まれてしまう。
 青トウガラシを食べたときの原作にない変顔とか、今回はアニオリ要素の小技が効いていた。