ドイツ政府の極端なイスラエル擁護、フィンランド政府閣僚の差別意識…、どんな国にも問題があるもんだな。
何もかもが模範的な、ユートピアの国はない。
裏を返して言えば、日本もそういう「問題ある国の一つ」なわけで、「日本に差別はない」とかのんきな認識を排し、「差別はある。だから問題にしてゆく」というスタンスを取れる。
人種差別等になると、マジョリティーとマイノリティーの受け取り方、あるいは温度差というものが深刻なので、SNSキッズに分かりやすい例で行くとな、転売ヤー、腹が立つよね、いなくなってほしいよね。繰り返すまでもないね。
しかし日本は「ネットに弱い」高齢者中心の政治だったためか、転売規制がなかなか進まなかった。
近年ようやく、ライブチケット、観戦チケットなど、チケット転売が、法規制の対象になった。金額を上乗せ転売するのが、明白に悪質だからね。(チケット価格と同額~それ以下の転売は合法。たとえば、友人分のチケットも購入し、そのお金を友人からとる「代行購入」は違法ではない)
それまでつまり、合法だったわけだけど、転売ヤーが「合法だ。問題ない」って開き直ったら、腹が立つよねぇ。
差別とか差別とか性加害も、結局はそういうこと。