封印のハードモードは、「敵の数を増やす」「敵パラメータを一律に上げる」という雑プログラムで難易度を上げたようで、そんな中でルトガーら寝返りユニットのハードブーストという「仕様の穴」「チェック漏れ」も起こった。
次回作「烈火」のエリウッド編ハードでは、敵ステ上げは控えめにされつつ、やはり「味方の取得経験値が下がる」「敵の数が増える」という一律でシンプルな難易度UPをされている。
ただし、ルナやソードキラーといった、ノーマルで猛威を振るった超強力武器のドロップがなくなっていたり、アイテムをドロップではなく盗賊で盗む必要がある、という調整も入ってた。
ヘクトル編ハードは、一転手が込んでいて、性質がガラッと変わったマップや、敵クラスがごっそり入れ替わっているマップもあった。
こういった、一律ではない丁寧で凝った難易度調整は、蒼炎、新・紋章、if等と引き継がれていく。(外れのシリーズ作は、この際忘れよう)
封印の剣は、武器命中率が低いことでもお馴染み
特にハード前半戦だと、敵味方の命中率が100にならない「トラキア776」水準で、運が悪ければ攻撃が外れ続け、敵の攻撃だけあたってリセットになる。
半ば運ゲー。
「封印」海外版があれば、ティト隊のおかしな行動AI(クレインが仲間になってからも、ロイ軍を攻撃してくる)とか、修正されそうだけど、海外版が出たのは「烈火」以降(とあちこちで解説されている)で、封印は海外版がないからね。
※リメイク作なら海外版があるようで、つまり、シリーズですっぽり海外版が抜けているのは、「聖戦」「トラナナ」「封印」3作ということになる。
海外FEファンのためにも、せめて封印まではリメイク作ってほしいな。