新潮45 2018年8月号「『LGBT』支援の度がすぎる」
— 木下建一郎 (@kinoken16) July 18, 2018
杉田水脈『彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。』
子どもを作るかどうかが生産性を分かつわけですか。「産む機械」と同根の主張をやるわけね。かなりゲス。
「自民党に入って良かった」LGBT巡る発言で大炎上の杉田水脈議員 | ニコニコニュース
自民・杉田議員:「生産性がない」寄稿 先輩議員が擁護と投稿 LGBT支援団体は抗議 - 毎日新聞
杉田氏がゲスなのは言うまでもないが、この理屈自体とってつけたようなものだろう。たとえば、政府が支援する婚活パーティーで「生殖機能が正常かどうか」は参加資格にならない。もちろん、そんなことをいちいち条件にしていたら人権的に大問題なわけだが、「結婚を奨励して子供を増やす」ことが目的なら、杉田氏的理屈でいえば生殖機能を確認すべきことになる。
これは同性婚を認めたアメリカの最高裁ですでに確認された議論で、子供が作れないことは結婚を妨げる条件ではない。「子供が作れないから・・・」なんてのは、正面切って「LGBTの権利なんて認めるな」と言えない(言えなくなった)保守派のレトリックですよ。
そういえば思い出したが、安倍晋三首相と明恵氏の夫妻も子供がいなかった。杉田水脈議員や、「子供を産まない幸せ~勝手な考え」発言の二階俊博幹事長は、そのことをどう思っているんでしょうかね。まぁ何も考えてないんでしょう。
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