前に図書館で借りた印東道子編「ミクロネシアを知るための60章」によると、日本の統治時代、南洋の島民が内地(日本)に修学旅行で行ける制度があった。南洋諸島の人にとっては、大変名誉なことだったらしい。
けれどもね、すごい過密スケジュールで、旅行中に死者が出たケースもあるそうだ。ブラック部活とかが現在でも問題になっている日本で、当時「ブラック修学旅行」があったとしても、全く不思議ではない。
「パラオは親日」とよくいわれる。しかれども、パラオの人が親日であろうが何だろうが、日本の悪い文化は悪い。そう言える勇気を持とう、日本人よ。
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