馬と鹿と野と郎の日記

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

ドラマ「チア☆ダン」 感想

 TBSの金曜ドラマ。すでに映画版が存在する。

 映画はひどかったが、ドラマも負けず劣らずなかなかひどい。事情はよく知らないが、映画と色々設定が変わっている。薄っぺらい勝利至上主義でチームをあおるのが、顧問の教師から同じ女子高生のチームメイトに変更されたのは改善点。「若さゆえ」仲間を気遣えず熱くなりがちだと思ってみれば、多少許される。
 しかし、主人公より意志や我の強い登場人物もいないので、結局周囲が主人公の情熱に感化される形でストーリーが進んでいく。魅力のない主人公格に人が付いていくという、映画と同じ弱点を引きずる。
 熱血スポ根物に「中身がない」などと野暮なことを言うつもりはないが、もっと設定やキャラクターは工夫すべき。