提督の親族がシベリア抑留の被害者という設定は、結構前からあったのだが、話に挟み込む機会がなかった。やっと挟み込んだのも、少々強引になってしまったが、他の回とのつながりのため盛り込んだ。
あまりやると、「艦これ」という素材から脱線してしまうのが難しい。ぶっちゃけ、旧シリーズでは「やりすぎた」という反省がある。
追記。
「綿の国星」で、「エプロンドレスが少女趣味の王道」と植え付けられた人は多いはず。
カンボジアの少年兵は、伊勢崎賢治の力作「武装解除 紛争屋が見た世界」からイメージした。この本に出てくるのは東ティモールやシエラレオネの情勢だが、記述に普遍性がある。