サマータイム、ネットで評判最悪。いや、ネットに限らないか。SEたちが大変な目に合う、といった実際的理由だけでなく、理念的にも著しく腐臭が漂う。主に保守的な人ほど「何かにつけて欧米を崇拝するのは良くない」というのに、自民党が欧米の悪い制度を真似しようというのだ。
※森喜朗(もり・よしろう)元首相の名前を音読みすれば、「シンキロウ」になる。
ペンギン・ハイウェイ。観てないし、今のところ見る予定もないけど、タイムラインですでに「女性を性的に消費している」「いや、べつにそんなことはない」と騒がしい。
見もせずに一般論として言うと、少年が年上のお姉さんにあこがれる気持ちに、性的な欲望が含まれている、というのは普通のこと。ない、という方が不自然。なんだけれども、大資本をバックに、ジブリ化した細田守風の絵柄に、芸能人の声優を起用した売り方で、性的な欲望が見え隠れするのはよろしくないかもしれない。
細田守監督のように、国民的アニメとマスコミに持ち上げられていくと、なぜか作風がジブリ化してしまうのだが、日本アニメは宮崎駿監督が持っていたような素朴な男性オタク感覚をどうするのか。宮さんがすでに、少女のパンチラ、メカ、戦闘機、ドロドログチャグチャが好きというコテコテのオタクだった。今の時代や人類の半分である女性がそれを「気持ち悪い」と思うのなら、日本アニメも対応を迫られていくだろう。
国民民主党の代表選に立候補した二人が、それぞれ「ベーシック・インカムの導入」(玉木雄一郎氏)「安楽死の合法化」(津村啓介氏)「同性パートナーシップ制度を支援」(同、津村氏)といった目玉政策を打ち出した。安楽死はもっと慎重に考えるべきだと思うが…、とりあえず、政策を打ち出して勝負しようという姿勢はいい。
橋下徹氏も一時期ベーシックインカム導入を検討していたが、しかしなぜベーシック・インカムなのだろう。ネットを見ると、潜在的な期待があるのはわかる。私も一時期支持していたし、悪くないと思う。
しかし、まだ諸外国で結果のわからない実験段階にとどまるベーシック・インカムを、そこまで焦る必要はない。それよりも役所窓口の水際作戦をやめさせ、一定以下の所得水準だったら誰でも受給資格があることを、テレビCMなども活用して周知徹底する。フランスのように、ガンガン宣伝する。
さらに労働意欲を損ねないように、アメリカの一部州やイギリスのように労働補助金を出す。まずはこれでいいでしょ。
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ドラマ「健康的で文化的な最低限度の生活」第2話と第3話の感想。また、労働者への補助制度と税金逃れする富裕層の話。 - Togetter
一部ツイート、被る。