馬と鹿と野と郎の日記

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

「ペンギン・ハイウェイ」と日本アニメのこれから

 ペンギン・ハイウェイ。観てないし、今のところ見る予定もないけど、タイムラインですでに「女性を性的に消費している」「いや、べつにそんなことはない」と騒がしい。
 見もせずに一般論として言うと、少年が年上のお姉さんにあこがれる気持ちに、性的な欲望が含まれている、というのは普通のこと。ない、という方が不自然。なんだけれども、大資本をバックに、ジブリ化した細田守風の絵柄に、芸能人の声優を起用した売り方で、性的な欲望が見え隠れするのはよろしくないかもしれない。
 細田守監督のように、国民的アニメとマスコミに持ち上げられていくと、なぜか作風がジブリ化してしまうのだが、日本アニメは宮崎駿監督が持っていたような素朴な男性オタク感覚をどうするのか。宮さんがすでに、少女のパンチラ、メカ、戦闘機、ドロドログチャグチャが好きというコテコテのオタクだった。今の時代や人類の半分である女性がそれを「気持ち悪い」と思うのなら、日本アニメも対応を迫られていくだろう。