馬と鹿と

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

暗夜編(ルート)のレオン王子、ゾーラを始末するよりマクベス&ガンズを「悪・即・斬」して❤

 (いまさら)暗夜のストーリーをどうこう言ってもしかたねーけど、18章で、レオン王子がゾーラを即座に始末したのも、話をおかしくしている。

 白夜ルートでは、徐々に「小悪党だが憎めないやつ」になっていったゾーラを、ガロン王が無慈悲に〇害することで、ワルっぷりを際立たせていたが、暗夜ルートだと、その役割りがレオンに差し替えられている。

 そうなると、「まずマクベスとガンズにやってくれよ」と思ってしまう。

 

 マクベスらは、終盤まで引っ張る必要のない小物悪役だったんで、やつらが13章「反乱鎮圧」でシュヴァリエ公国の無抵抗な人たちまで〇して回ったことや、22章「白夜王女サクラ」で降伏したモブ兵士を〇しまくること、それをユキムラに「あんたたちは悪魔だ」と罵られることの、不快度が爆増している。

 マークスは、ついにマクベスらと戦う26章で「戦いの混乱中に、亡くなったことにする」と言ったけど、13章の時点でマークスたちが随行していたので、(サクラやヒノカが助かったように)クリムゾンも助かる話にできたはずだが…。
 「わざとやってんのか?」というほどひどい。

 

 白夜ルートのストーリーも、別に面白くはないんだけど…、勧善懲悪なので、不快度はない。
 暗夜ルートも、面白くなくていいから、それくらいはすべき。