しかし今回の件、「烈火の剣」開発側の大きな問題に気付いた。
エリウッド編21章「二つの絆」、および29章「悠久の黄砂」は、(前者はユニット生存、後者は玉座防衛で)一定ターン数経過すればクリアーとなる「防衛マップ」なのだが、そこに秘密の店が存在している(ヘクトル編でも、章はずれるが同じマップに同じ秘密の店)。
これでは、ノーヒント状態から秘密の店を探そうとしたプレイヤーが、メンバーカードを持たせてありそうなところを移動しても、時間制限があるのと同じ。
マップを回り切れずに逃してしまう。
しかも「悠久の黄砂」の方では、目印になるようなものがない上、ワープでしか行けない場所という極悪仕様。
そして、潮さんのように「秘密の店が見つかるまで章を最初からやり直す」というプレイヤーもいた。
潮さんのプレイスタイルは、どうかと思ったが、あのようなプレイを生み出してしまう仕様に最も原因がある。
「秘密の店が見つかるまで、やり直してみやがれ」というのが、開発の意図だったのだろうか。
いや、トラナナのように意図された難しさ・凶悪さに思えず、単にミスっただけなんじゃないか。
とにかく、「一定ターン経過で終わる防衛マップに秘密の店を置いてる」ということで、私の烈火に対する評価は下がった。残念ながら。
いつになるか分からないけど、リメイクでは直すべき点だろう。
蒼炎以降は、メンバーカードが削除され、秘密の店は廃止された。
「ノーヒントで秘密の店探し」あるいは「攻略本を読んで楽に秘密の店利用」といった格差を作らず、間延びしたプレイにならない調整をしている。