PANTHALASSA パンサラッサ!!!
— The Saudi Cup (@thesaudicup) 2023年2月25日
Japan have their winner of #TheSaudiCup🏆 #サウジカップ🎌 pic.twitter.com/OpUu5S4itc
㊗️パンサラッサ🎊
— 一般社団法人umanowa (@umanowa) 2023年2月25日
🏇サウジカップ(G1)優勝🏆
木村秀則牧場さんをはじめ、関係者の皆さんおめでとうございます!
画像は牧場で馬生を過ごしている母・ミスペンバリー。
きっと木村さんと一緒に、喜んでいるでしょう🐴✨ pic.twitter.com/x6e9Qd3iEK
最初にパンサラッサがサウジカップ(ダート1800m)に出走すると発表されたとき、「なぜダート?」と頭の上にクエスチョンマークが浮かんだファンも多数いた。
すでにマルシュロレーヌで、海外ダートG1優勝という快挙を成し遂げていた矢作芳人調教師だったが、マルシュはもともとダート馬だった。それに対し、パンサラッサのダート適性は未知数。というか、一度だけ走ったダートの師走Sは、11着に惨敗していた。
しかし、結果はご覧の通り。アグネスデジタルがそうであったように、疑問や不安を押しのけて挑戦するレース(または謎ローテ)から、芝・ダート二刀流の名馬が生まれるということか。
後出しじゃんけん血統論
パンサラッサの父・ロードカナロアの産駒には、JBCスプリントを勝って、先週のフェブラリーSで2着に入ったレッドルゼルがいる。
ロードカナロアの父、つまりパンくんの祖父がまた、芝・ダート問わず名馬を送り出した大種牡馬キングカメハメハだった。
ウマ娘で人気爆発、今や地域おこしの星になろうとしているホッコータルマエや、記憶に新しいところでは、去年チャンピオンズカップを勝ったジュンライトボルト、ダートG1(級)4勝に加え、ドバイWCに二度挑戦して2着、3着に入ったチュウワウィザードも、キンカメ産駒。
かつては、スマートファルコンでもホッコータルマエでも、いくらでも例があるんだけど、日本のダート最強馬は、海外ダートで実績を残せなかった。
「そもそも、日本のダートと海外のダートじゃ全然違っていて…」「日本のダートはガラパゴス」と言われていたけれど、矢作厩舎を見るに、「関係者の工夫次第で海外ダートG1は勝てる」ということだろうか。