馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

たった一度のニシノフラワー×セイウンスカイの配合から、代を重ねて中山大障害(J・G1)の優勝馬が。

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 うわー! ニシノデイジーが勝ってる――!!
 俺が前に途中で放り投げて、そのままにしていた「FE封印の剣」をやり込みプレイするという、全く後でもできることに没頭していたため、リアルタイムで見れなかった中山大障害で、セイウンスカイニシノフラワーのひ孫が勝ってる…。

 これは前にもふれたことだけど、種牡馬としてのセイウンスカイは、重賞馬すら出せずに終わった。

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 ただ、西山牧場西山茂行オーナーは、一度だけニシノフラワーをウンスと交配させた。
 生まれた牝馬ニシノミライと名付けられ、デビューしたものの、それなりに勝ち上がってるフラワー産駒の中でも、6戦0勝と最も弱いレベルだった。※ほかに、ニシノオフェンス(父・アグネスタキオン)が7戦0勝らしい。
 そのニシノミライが、アグネスタキオンと交配されて生まれたニシノヒナギクもまた、4戦0勝の凡庸な牝馬だった。

 しかし、ついにニシノヒナギクの仔から、ニシノデイジー(父はハービンジャー)が…。これこそリハクの目をもってしても読めなかったドラマ。

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