馬と鹿と野と郎

「世人は欺かれることを欲す」(ペトロニウス)

「ダービー馬はダービー馬から」の法則?

youtu.be

 本題のキズナとはずれるけど、これ見て「あぁ、エピファネイアってダービー2着だったのか」と気付いた。
 シンボリクリスエス→ 仔のエピファ→ 孫のエフフォーリアと、直系3代にわたってダービー2着という珍記録を作っている。

 

 ダービーをここ10年のデータで言うと、ダービーを勝った種牡馬の仔が強く、「ダービー馬はダービー馬から」なんて言われたりした。
 ただそれは、ディープインパクト(05年ダービー優勝)とキングカメハメハ(04年ダービー優勝)が大種牡馬として君臨していたからで、「大種牡馬からよくダービー馬が出る」という何の変哲もない現象だった。

 
 今年の有力馬の父は、輸入種牡馬・ドレフォンだったり、ダービーで惨敗したキタサンブラックだったりで、「ダービー馬はダービー馬から」がもう通用すると思えない。

jra.jp

 20~30年前にさかのぼれば、サンデーサイレンスブライアンズタイム、輸入種牡馬が圧倒的に強かったわけだからね。「過去10年の傾向」ってのは、次の10年でまた違ってくるわけだよ。