今日はアメリカジョッキークラブカップ。略称、AJCC。
過去には、グリーングラスやミホシンザンといった名馬が、ここを勝っている。3歳(旧4歳)の菊花賞勝ちがフロックだと思われていたグリーングラスは、ここで格の違いを見せつけた。
ミホシンザンの場合、1勝もできなかった4歳(旧5歳)を吹っ切るように、最強馬復活の圧勝を見せた。
その他メジロブライト、スペシャルウィーク、予後不良で亡くなってしまったマンハッタンカフェ産駒・シャケトラがいる。
「善戦マン」「イマイチくん」が好走するレースでもあり、先日挙げたホワイトストーンに、マチカネタンホイザ、懐かしのG2大将カネツクロス(タマモクロス産駒の出世頭だった)、ローゼンカバリー、マチカネキンノホシ(マチカネ軍団特有の、ユニーク馬名で記憶に残る馬)がいる。
ここで中山適性を証明した馬もいる。アメリカンボスやマツリダゴッホだ。アメリカンボスは、有馬記念で13番人気ながら2着に突っ込み、「サイン馬券だ!」と話題になったのが有名。
マツリダゴッホは、07年の1月に中山のAJCCを勝ち、12月に有馬記念を勝って、年の始まりと終わりを中山勝利で締めるというめでたい戦歴をしている。(似たようなパターンに、91年の京都金杯と有馬記念を勝ったダイユウサク)